木の精霊に誘われ 

さくはこう言っていた


「 太陽には オレンジ色の猫が棲んでいる 」





その旅は 


眼を閉じた瞬間に はじまった


瞼の奥の 暗闇の中 


金色や銀色のビロードの布が 


ところどころに湧きいでてくる


ひらひらとたなびいたビロードのそれ 


風に揺らされて 流れ始めた 


金や銀のビロードの布は  時に薄いピンクや青味を帯びて


次第にその領域をどんどん増やしていった 


いつのまにか ビロードの壁が形成されていく


ビロードに包まれて  暗闇に 道が湧いた 


川の流れかもしれない


私は その中を ゆっくりと飛び進んでいく


七色の帳の手前で


私はこう想った  



「今までうばわれていたものが 大きくなり返ってくる 」


そう想う程 道のりは明るくなり 視界がどんどん開けていく  


夢の世界が その大きな姿を徐々に 私の眼の前に 現し始めてきたようだ


夢の世界 


それは想いと光の洪水だった


多種多様な色を響かせて できあがった想いの嵐だった 


様々な願い 切望 渇望が パステルカラーのオーラを響かせながら


重なり合い 混じり合い 緩衝しあって 歪みあっている 


もしここで何も想わなければ きっとその想いの渦に巻き込まれてしまうかもしれない


弱い想いなら 一瞬で自我が忘失してしまうかもしれない 


それ位 膨大な想い


そこは想いで作られた平原 


想いで作られた森


ゆらぎの波を大きく逆立てている想いの海であった


そんな時に  こはるの言葉が こう響いてきた


「 みんなの想いを 叶えると みんなの力を得れるの


みんなの力を受け取ること 


それがより多くのことを叶えられる 」


私は その響きを想いだして こう感じた 


私もより多くの力を欲しい!


みんなの想いを叶えて みんなの力をいつも受け取れる自分でありたい 


それを自分の基点としたい!  それこそが私で在り 


自分の存在の根幹であり続けたい


そう願った瞬間だった  どこかから暖かな力が流れこんでくる


この身がより高く 宙を舞っているのを感じた 


私の手の中に ひとひらの滴のような木の葉が舞い降りてきた


緑色の木の葉だった


木の葉の精霊はこう語った


人々の想いを自然に戻す


想いを自然に 


そうすれば みんな救われる 


助けて 」



私は 緑色の木の葉に向かい 問いかけ直すように こう語った 


「 人々の想いを自然に 向けさせる


でもその為には もっと多くの自然の知恵 宇宙の叡智が欲しい


そしてそれを広めたい 


人々を 詐術から 一瞬で解き放つ 知恵を 」


すると 私はいつのまにか森の奥に連れて行かれた


森の奥には川が流れていて 


私は真珠でできている 美しい船に乗せられている


船は 一本の木の前に着くと そこで私を滑り下ろした


その木の葉や幹には 暖かなオレンジ色の光が差しこめていた 


私がその木に近づいた瞬間


木の幹が回転し始め 木の後ろから 浮かび上がるように 


美しい精霊が現れた


女性の姿をした精霊


長い髪の毛が 緑色と金色に交互に光っていて  


髪飾りがついていた


神話で 描かれているような森の女神


そんな姿だった  


彼女は 私に向かい こう言った


「 飛びましょう 一緒に 」


彼女に誘われ 私は 後を追った 


想いの世界がより大きな俯瞰で見えてくる


地上をまたぎ 超え どこか別な世界に導かれるようだ 


人間達の想いと別な想いの世界へ   


でも私は彼女に案内される地に行く前に


もう一度 人々の想いの集合体 


蜘蛛の巣の姿を 見てみたくなった


蜘蛛の巣がみたい 


そう願いを発っした瞬間


目の前の パステルカラーの想いの世界が割れ 


稲光のような閃光と共に 


かつてなく大きな広がりを見せる  蜘蛛の巣が その姿を現した



蜘蛛の巣 


今まで見た中で もっとも大きく広がった蜘蛛の巣だ


まるで銀河系のようだ 


そこで私は蜘蛛の巣のヌシを探した 


色んな事を尋ねたかったから


あちこちを見まわすと


ものすごく巨大な蜘蛛の巣のヌシが姿を現した  


ぶしゅ~ ぶしゅ~ ぶしゅ~ と大きな吐息を立てながら


私の視界いっぱいを黒い影で 覆い尽す


蜘蛛の巣のヌシ・・・


その顔と身体を改めてまじまじと見てみる


赤い目があった 


でも赤い眼は二つでは無く  3つの眼が 顔に存在していて 


でも顔の周辺にも 複数の赤い目が存在していた


よくみると顔は 何かが渦巻いて それが顔の形を為している気がする


渦巻くエネルギーは体にところどころ湧き  それが顔と身体を作っていた 


私は 蜘蛛の巣のヌシに幾つかの質問をしてみた


でも彼は うーうー うー  ぶしゅ~っと唸るばかりで


余り 要領の良い返事が返ってこない


何かに 熱中していて その事で頭がいっぱいに成っているご様子だ


木の精は 私に一瞬微笑みを浮かべて 


こう言った


「 蜘蛛の巣のヌシと同化してみなさい 」


木の精霊は 私と蜘蛛の巣のヌシの意識を繋げた 


私の体は蜘蛛の巣のヌシに同化した


どんどん身体が膨らみ大きくなっていく


いつの間にか自分の体は黒色星雲のような 大きな黒い雲に成っていた  


黒い星雲のようなエネルギー体  それが蜘蛛の巣のヌシの身体


その上に  私の意識が置かれている


すごく高い視点から


蜘蛛の巣の 様々なものを見渡す事ができる  


「 蜘蛛の巣のヌシは 人間界にすごい影響を及ぼす 」


その言葉を聴いていた 私は  ちょっと悪戯心が湧いた


株式市場の暴落


それを如何にして 蜘蛛の巣のヌシが引き起こすのか そのさまを見てみたくなった 


すると蜘蛛の巣のヌシは 軽く足の一つを持ち上げた


足元にある  灰色の砂が盛り上がった部分  そこを足のつま先で チョンと軽く跳ねる


その瞬間 砂のような盛り上がりが ガラッと崩れた 


これで終わり・・・・・? こんな程度の力で暴落が起こるの・・・・


株式市場の暴落すら  蜘蛛の巣のヌシにとっては 


足の裏にほんの少し体重をかけたような動作で行える


砂の盛り上がりを踏みつけた蜘蛛の巣の足に 目を凝らしてみると 


それも実は 煙のようなエネルギーの集合体でできている事に気がついた


顔と同じように渦を巻いている 


でも足の方が より渦の幅が大きく


煙が何でできているのか判別できた 


蜘蛛の巣のヌシの黒い雲の身体を 形成している煙 


それは無数の黒い粒でできている


その粒の一粒一粒が 意志を持ったエネルギー体  


近くで見ると 粒が煙が流れるようにひしめきあい ゆらめいていて


大きな視点で見ると それが複数の足を持った黒い大きなヌシの影に見える 


黒い雲  黒い影 


蜘蛛の巣のヌシ 



私は  吸血鬼達が この蜘蛛の巣で どのような集合意識を保っているのか 知りたくなった


蜘蛛の巣のヌシは 途端 吸血鬼の集合意識に向かって歩き始めた 


吸血鬼の世界は そこから数十歩歩いた先に見える


蜘蛛の巣の中に作られた 大きな穴 


周辺を岩やコンクリートのようなもので固めている


まるで要塞だ


それが吸血鬼達の魂の根城だった 


蜘蛛の巣の中に大きな裂け目を抉り取るように作り


地中深くまで穴を掘っている 


逆三角錐のような穴だ


周囲の木々の想い 


宇宙や自然からの声が届くのを 塞ぐように 


穴を灰色の固いもので塗り固めている


これが吸血鬼達の想いの姿・・・ 


いちばん奥底の部分を覗くと 


最も飢えた吸血鬼達が 寂しそうに指揮をしながら凍えている姿を感じる


周囲を固めている吸血鬼達は 


より守りを固くしようと 突貫工事のような作業を進めている


ダンテやスゥエーデンボルグが見た地獄とは この世界のことだろう


多くの魂が 穴ぐらのような城を守る為 働かされている


人間は 生きる時 何らかの価値観で支配されてしまうと


霊界の中でも 魂が牢獄に閉じ込められたような状態に成り 


教えられたイメージしか見えなくなってしまう 


他の情報を忌むべきものとして 遮断してしまうからだ


キリスト教徒にとっては キリスト教で教えられた死後の世界


イスラム教徒にとっては イスラム教で教えられた死後の世界 


信者達の魂は 夢でも死後の世界でも その中でしか生きれなくなる 


多くの人の魂が牢獄に繋がれた状態 


それは吸血鬼達にとって好都合だった


死後も奴隷とする為に 


生まれ変わっても奴隷として使えるように 


吸血鬼は宗教を 人々の想いを使うツールとして流布させてきた  


吸血鬼の穴には いつも荒涼とした雰囲気が漂っている


殺伐とした世界 


穴の中に居ると 確かに大きな世界にも 見えるのかもしれない 


でも自然の想いの世界の中では この岩の根城は


小さな石ころのような大きさにも満たない 


広大な宇宙を飛びまわり 色んな事を知ると


なんとさもしく 小さな場所なのだろう


なんと狭くて固めつけられた場所なのだろう


蜘蛛の巣のヌシは この吸血鬼の要塞を破壊すべく 


要塞の周辺に 盛んに糸を紡いでいく


眼の前にも もう一体 別な蜘蛛の巣のヌシが動いてた


彼女は 逆側から糸をせっせと紡いでいる


「糸が全部張られれば 


あとは 人々が せーのの合図で 


取り返す想いを一斉に発すれば


吸血鬼の根城は一瞬にして崩れさる 


吸血鬼の魂は 拠所を失って四散し消滅する


今まで人々が奪われたエネルギーも戻ってくる 


戻ってくるエネルギーの反動は とても大きい


そのエネルギーは 想いの形に乗って 自然にも 返っていく 」


蜘蛛の巣のヌシがそう囁いていた  


蜘蛛の巣は 失われた想いを 


人々が取り戻す事で


自然にもより大きな想いが返ってくる事を わかっていた


吸血鬼の根城は やがて視界の中で 小さくなっていった


小石の粒位の 大きさになった


私の意識は 蜘蛛の巣から 離れていったようだ


木の精霊に誘われ 最初に降り立った地 



そこは山のヌシが居る地だった


地中の奥深くにある黒い大きな山と溶岩 


赤い溶岩の流れを産みだしていた


それが 原初にできた山 


山のヌシだった ドロドロの溶岩を吐きながら 


赤い大河を作っている


私は 山のヌシに問うてみた


「 何故 山は作られたのか? 


何故山で在りたかったのか?」  


山のヌシはこう答えた


「我らの 元は全て 宇宙からきた


我々が山になるのは


宇宙に対する望郷の想いが生まれる時


宇宙を懐かしむ その想いが発せられると  その想いが地表に噴出し


想いの響きが 山として形作られる 」


山のヌシはこう教えてくれた


そしてその後 木の精はより深い地中の奥に私を誘ってくれた


それは地球の中心地


地球を作る基点となった 地球の想いだった 


青白い月光に海中の青味を加えたような色


透き通る青に漆黒を混ぜたような 色


そこが地球の中心地


私は意外だった 


地球の基点の想いが 寂しげで 常に援けて・・・


というような歌声を 笛のような音色に乗せ 発していたから 


石と同化したような吟遊詩人の姿


静かに 物哀しい 旋律を 放っている


これが地球の源? 


でもすごく淋しそう 


か弱くいつも助けを求めている感じ


私は そんな地球の基点に問いかけてみた


「何故 貴方は地球を作ったの?


何故 貴方は 地球を豊かな星にしたかったの?」


すると地球の基点は はじめてにこやかな笑顔を見せてくれた


「 ここが豊かになり 棲む生命が多くなれば  


ほら みんなと繋がれる 


地球に生きる全ての存在と 


みんなと繋がることで 僕は力が増すのを感じる 


ほら 君とも 繋がれる


それはとても歓び  満たされていることなんだよ 」


私は地球の基点と繋がり


その瞬間 地球に居る全ての生命 全ての存在と繋がっているイメージを感じた


空を 群れ為して飛ぶ鳥達 


海を泳ぐ魚達 


石達 森達 虫達 全てと一体化して 


彼らの生きる想い 生きる世界が 映像の洪水となって 流れこんでくる感じがした 



次に私が誘われたのは 地球の外だった  


木の精霊は太陽に向かっていた


さくらやこはるがアマちゃんと呼ぶ存在 


太陽の想いの基点


そこに行く道すがらに 大きな銀の龍が居た


かつて見たことが無い位の巨大な龍 


その銀の龍の口


そこが 太陽へ行く ゲートだ


木の精霊は開いた龍の口をなんなく通り過ぎていく


私も意を決して 銀の龍の口の中に飛び込んで 後に続いた


空間に飛び込んだ波紋が湧き出でる 


太陽に近づくにつれ  その星は輝きをどんどん無くしていった


近づくにつれ 星が小さく 黒くなっていく感じだ


そして太陽の内側に到達した 


旋律が流れていた


ボーーーーーーん


ボーーーーーー―ん(ム) 


ボーーーーーー――ん(ム) 


ボーーーーーー――――ム


その曲は太陽の至る所から響いてきた  


そしてその響きに動かされ 数百層につらなったガラスのような台地が


カシャーンカシャーンと音を立て動き


別なガラスの層の上を滑り 


また組み合わさって 動いていく


ボーーーーーー―――――んm 


ボーーーーーー―――――――――――んm


宇宙の始まりの音OM(オーーーーーン)に 


蒸気船が汽笛を発する時に出す響き ぶおおおおおおおお  


そしてそれにやさしい人の歌声を合わせたような響き   


響きは太陽のガラスの層を動かすプログラミングを果たしていた


響きがエネルギーを産み 


そして星の地表を動かしていた



ボーーーーーー―――――――――――――m(ん)


音は 様々な波長 様々な音で踊っている


微妙な音色の差が揺らぎを産みだし


それが全てを輝かせる 大きなエネルギーを産みだしている


私は そのエネルギーの曲を覚えたかった


つい曲を口ずさんでみる


ボーーーーーー―――――――――おおおむうううう


その時 木の精霊がこっちを向いて  シッっと指を立て


静かにするようにと 仕草をした


「 リズムが狂うと 影響を及ぼしてしまうから 」


そして木の精霊に連れられ 私は初めてアマちゃんに 対面した


オレンジ色の湧き立った液体 


そこから炎のようなエネルギーが ぶわっと噴出したかと想うと


次の瞬間 オレンジ色をした  巨大な身体の 


小さな女の子が姿を現した


小さな女の子は いきなり顔を大きく膨らまして 


その顔をこちらにぐわぁああああっと向けて


眼をおどろおどろしく広げ威嚇させながら 近寄せてきた  


でも私はこう想った


これは子供の ただの脅かし 


彼女には こうして訪問者を驚かす癖があるのだなあっと 


彼女はひとしきり 脅かしの顔を見せた後


ケタケタケタケタと高らかな笑い声をあげ 


一人で腹を抱え始めた 


悪戯をした後の 女の子のようだ   


そう アマちゃんは  人で言えば 小さな女の子 


お転婆娘さんのような存在だった


聖母様のような優しい姿をイメージしていた私は 


その真の姿のギャップに面食らってしまった 


私は 先の二人に問うた質問を 太陽の基点で在るアマちゃんにも問うてみた


「 何故貴方は 太陽になったの? 」


アマちゃんは こう言った 


「 私はブラックホールを目指しているだけ 」


アマちゃんは遠くの方を指差した


そこに アマちゃんが憧れているブラックホールの姿が現れた


ブラックホールは宇宙の命を産む存在


消えたい命を飲み込んで バラバラにし 


みんなを一つにし 新しい命に 作り変えて 生命を宇宙に産みだす 


宇宙に命を育む 母のような存在 


それがブラックホール 


そして アマちゃんはその母のような ブラックホールに憧れていたのだ


ブラックホールに成る過程として 今はたまたま太陽の姿で居ると 


今のアマちゃんの姿は まるで小さな女の子 


その女の子が 子を産む母の姿に憧れ 痺れ


母を目指している


それこそがアマちゃんの想いだった


いつの間にか 私の横には こはるちゃんも 並んでいた


私とこはるちゃんは 二人で 幽魂安鎮を唱えました


すると最初の部分を唱えた時
 
アマちゃんは 急に顔の表情を柔和にして 


大人の女性のとても優しい顔つきに成り


こう言った


「 私 その歌 大好き 」


私とこはるちゃんを アマちゃんは 暖かく抱きかかえてくれた


聖母様のような安らぎに満ちた表情


「 名前はね エネルギーをくれる響きなの 」


そう言ってアマちゃんは  私達を抱きかかえ


乳房のひとつに私達を 吸いつかせてくれた 


アマちゃんに心地良く抱かれていると 私は自分の姿が ヌシの形になり 


勾玉の形に変化していくのを感じた


「 アマテラスオオミカミには多数のヌシが集っている 」


その言い伝えの真意を理解できた 


アマちゃんにくっついて エネルギーを分けてもらうと 


自然に ヌシの形になっていく


母親に抱かれた胎児の様に 



「 太陽に オレンジ色の猫が居る 」


さくらの言った この言葉の真意もわかった


オレンジ色の猫 


それは目の前に居る このアマちゃんのことだ


猫達の眼から見ると アマちゃんは人の姿では無く オレンジ色の猫の姿に見えている


木の精霊にも アマちゃんがどういう形で見えているのか


写してもらうと


その姿は  オレンジ色の木の姿だった


太陽は見る者の想いにあわせ姿形を変える


見る存在に 近しき姿に具現化され 


その姿が写し出される


木の精霊が 人の姿に見えるのも 


神話で記される 自然の神々が 人の形姿で描かれるのも


全て 見る存在のフィルターを通しているが故


アマちゃんは私達を宇宙に送り届けてくれた


別れ際 


私はアマちゃんにこう問うてみた 


貴方にエネルギーを与えてくれる存在は どんな存在なのですか?


するとアマちゃんはこう答えた


「 みんなの想いよ だからみんな同格なの 」


その瞬間 アマちゃんは みんなが同格という 言葉の真意を 膨大な情報量を乗せながら 教えてくれた 


宇宙には大きいも小さいも無い


質量の大小も関係ない 


全ては想いの世界から生まれる


想いの強さが 全てに置いて 一番大きな領域を占める 


細胞のような小さな生命も 我々すべてを照らす 太陽の如き存在も 


想いの世界に置いては 全て同格 


想いの強さは質量を凌駕し


例え 微生物の形をとっていても


想いの領域を多く占める微生物は


天体の動きすら変え 宇宙の軸すら 動かす力があると


現出された形や大きさは関係なく 


虫であろうとも星であろうとも その質量の大きさは関係なく


全ては想いの強さだけ


そして全ては同格なのだと 


アマちゃんの想いには  序列 上下関係が存在していなかった


全てが同格 


それがアマちゃんが見る 宇宙の姿だった


アマちゃんは優しく 暖かな調べに乗せて その事を教えてくれた



地球に戻った時 茜色の夕焼けだった


そこは未来の地球だった 


今より街中に 木が鬱蒼と生い茂っていて 


木の精霊は 私達をテーブルに座らせてくれた


テーブルに居たのは 木の精霊を除き3人


私 


私の知人 


そしてもう一人 まだ見たことが無い女性


でもいずれ私が知り合う友と呼べる存在だと感じた 


木の精霊は こう教えてくれた 


「貴方達が望む新エネルギー


現状の人間達が使っているエネルギーが


一つの物を運ぶ為に 100のエネルギーを使っているとすれば 


それと同様の効果を 0.1のエネルギー量で生みだせる 


しかも今のように 磁場を狂わせずに


自然と共生しながらも人はより文化的と言える生活を営めるでしょう」


私が そのエネルギーについて問おうとすると


その意を汲みとった木の精霊が 声を発する前に こう伝えてくれた 


「それは貴方達の周辺にあるものを使うだけ


このようにね 」


そうして木の精霊は  緑色の木の葉を手に乗せて 


ふっとその葉を吐息で 飛ばしてくれた


「そのエネルギーはじきに現れる


貴方達の目の前に 」


そのエネルギーがくるときに何か啓示が現れるのでしょうか?


私がそう問うと 木の精霊はこう答えた


「 ええ いっぱい 


貴方 


そして貴方の知人 


もう1人の女性


三人が確信する筈


三人が三角の形で閃き確信する時 


それが新エネルギーの啓示 」



そこで私は目を覚ました


今回の旅 はここまでだった


起きた後に 最も印象的に響いたのが アマちゃんから聴いた言葉だった 


生命は質量の大小ではなく


想いの大きさ 体内の細胞ひとつすら


宇宙の動きを変えることができる  


そして多くの力を受けしものほど


存在の大小で決して差別をしないことを感じた 


道に生えている草からも 山や太陽から教えてもらうのと同じ位 


大きくて重たい真実が 学べる事を知れた 


そして自然がこう望んでいる事も 


地球を守ることは  限定的にある地域だけを 囲い 


上から目線で 守ってるふりを するのではない 


自然を守るのは 自然に想いを注ぐこと


自然を畏敬の対象として


想いを向けることなのだ    



私が飛んだ宇宙には


ずっと旋律が鳴り響いていた 


全ての音楽の原型のような波長 


起きても耳に太陽の鼓動の曲が鳴り響いている


私はこう感じた


「響きは 全てのエネルギーを産みだしている」




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