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バブル時代のBAR 





            タイトル未設定


(ちなみに画像は某猫キャバでっす)


今日からバブル時代について 何回か書いていきたいと思います 





「一杯一万円のカクテルを作ってください」


 

元バーマスターの知人がバブル時代の好景気を実感しはじめたのは

ある雑誌社から 



その頃 小さなバーを営みだしたマスターに 

そのような取材企画が舞い込んできた時でした








そのマスターの店で 当時出されていたのは 一杯数百円のカクテルが中心

どうやってその依頼をこなそうかと・・・



あれこれ悩みながら

できたカクテルが 当時高級酒であったレミーマルタンのXOを特別に仕入れて

それにコアントローやリキュールを幾つか組み合わせ パイナップルジュース等を合わせてシェークして

グラスに注ぎ 




できたカクテルにさらに レミーマルタンXOを上にフロートさせ 

店の電飾を消してライターで ブルーの炎を灯した物でした 
  

一万円出すほど美味しくはできなかった とマスターは思ったのですが

カクテルを飲んだモデルの人達は

「すっごく美味しい」 と連呼してくれたとか・・・


今思うと 一万円だから美味しく感じたのかもしれないなあ・・・・っと 苦笑していました 




でできた雑誌を見てみると

一万円のカクテルの記事と


その横に掲載されていたのが 

銀座で最も高い土地の写真 

そこの路面 1cm弱四方の断片に シールが貼られ そこに一万円の値段がついていたとか





まだバーとして駆け出しの身で バー業界の横の付き合いの無かったマスター


他のバーの話を 聞いたのは当時バーホッピングをなさっていたお客様からでした

(バーホッピングとはバーの巡り歩きをする当時の用語で

お客様の中には 

バーを夜行く事をナイトキャップ?とか謎の用語を使っていた方もいたみたいです)




「バーラジオとここじゃ やっぱり違うからね 」


「三宿の松田聖子が行っていたバーはレモンジュースにフレッシュを使ってたよ」




「やっぱここは場末の店じゃ こういうものしか出せないのは 仕方ないんだね 」



(ちなみにフレッシュとはカクテルに入れるレモンジュースを


瓶の物ではなく生のレモンを手絞りする事を言います


この時代 一部の高級店ホテルバーから


ようやくフレッシュレモンジュースをを使う事が主流となってきたとの事)





マスターは当時安いカクテル(500円位)を売っていたため

フレッシュを使えず 



そういう煌びやかな一流バーの話を聞いて 

劣等感に陥り

郊外で ありながらも

何とかそういうバーに対抗したいなぁ と意識し始めました



当時のバーテンダーの間には 勤めていた店の立地による 階層意識があったとの事



暫くして マスターには 何人か知人のバーテンダーができました 

ある日 渋谷でバーテンダー同士の集まりがあり 


それに誘われ飲んでいると 


そこにたまたまひとり六本木で勤めているバーテンダーが混ざってきました 


周囲の渋谷のバーテンダー達は その六本木のバーテンダーに一目置くような

眼差しをもって迎えたといいます 


(ちなみにマスターは当時渋谷よりも遠方の三軒茶屋で店をやっていたので

ちょっと小馬鹿にされたようにみられてたみたいです)


そしてきらびやかなオーラに溢れた夜の六本木のバーテンダー達も 


老舗バー有名バーに勤めてる

銀座バーテンダー達の威勢の前には霞みました 


銀座グループ  赤坂六本木グループ  新宿渋谷池袋グループ と

(゜д゜;)


土地の評価額に合わせて そこに勤務しているバーテンダーの間にも階層付けがなされていたようです






新橋で20年以上経営していた老舗バーの店主は


新橋と言う場所を客にからかわれると 住所は新橋なのに


「うちは銀座だ!」と言い張り そのお客さんに食って掛かっていたとか



ちなみにこの頃の老舗バー有名バーの 店主の意識は 物凄く高いものだったらしく

「お客様にきていただく」


というより

「客は選べぶ」的な思考が強かったみたいで 


例えば 当時日本は流通の諸事情で 

海外で売られている スコッチやブランデーのマニアックな洋酒が 入りづらく 


(当時はまだお酒の量販安売り店はほとんど無く 

洋酒はお酒の代理店が事実上価格統制を行い 

商品流通を管理していたため

珍しい海外で売られてる商品も余り入ってこなかったとの事)



海外によく旅行するバーテンダーが 現地で日本で売られてない珍しい洋酒を 調達し

その品揃えを売りにするお店がありました 


そのうわさを聞きつけた酒業界のある人が彼女連れでそのバーにふらりと立ち寄り 
 

珍しい洋酒をバーカウンターの棚から見出し


その酒を注文したときに 開口一番言われた言葉が


「 今日来たばかりのお客に これを飲ますわけにはいかないね!」




(((((((((((((((((ノ゚⊿゚)ノ




と侮蔑の眼差しを持って答えられたそうです


仕方ないので 普通のお酒を注文して飲みながら

彼女に その店が素晴らしくモルトウイスキーを集めてる話を披露すると

その店のマスターがまたまた飛んできて

「あんたなんかに そんな事 言われる筋合いは無い!」とぴしゃりと



( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚



お会計も普通の安酒を飲んだのに三杯で1万円近くとかだったみたいです 

(>_<)


次回に続く


                           取材協力 バブル時代の元マスター&色んなお客様




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