ケルベロス 第13話


ゾンビちゃんがトロル君の事を調べるきっかけはこう



Rちゃんが友人のモデルさんに 



ある企業のネットの人気投票で選考される キャンペーンガール一般公募のオーディションを教えられました 

「 私 このオーディションに応募してるんだ 」

Rちゃんはすかさず こう思いました 


「 これ 私 やるううううううううう 」

予感と思いつきだけで 行動するRちゃん  

早速そのCMオーディションに応募しました  

そんな時にあの ゾンビちゃんから電話がかかってきたのです  

Rちゃんは執拗なゾンビちゃんから逃れるため 電話番号を度々変えていました 

しかしいつもゾンビちゃんには通じず 必ずどこからか新しい携帯電話番号を調べてきて 

Rちゃんへの連絡を欠かしません

そういえば・・・・ 

Rちゃんはゾンビちゃんへの応対中

ふと自分がオーディションにでる事を唐突に思い出しました


「今 企業のCMガールオーディションに応募したんだあ 

インターネットで投票できるから 毎日投票しておいてねえ   」 

お気楽にいいガチャっときりました 

その翌日からです 

募集してる会社のホームページ上で

Rちゃんは自分の投票数と順位を確認していると 


あれれ? 不思議な現象が起こります   (・・;)

前日まで100票位しか投票が無かったのに この日は1000票を超えていた・・・・・

凄く凄く増えてるのです 

さらに翌日も1000票づつ増えている 毎日毎日1000票づつどんどん増えている  

ついには 末席からぐんぐん順位が上がり ついには4位の順位にまでなりました 

(?_?)何故順位が上がったの? 

そういえばゾンビちゃんに公募の事を話してからだ 

ぴーーーーーーんと感じたRちゃん 

ゾンビちゃんに順位が上がった事を電話で それとなく聞いてみました   


「プロキシーサーバー・・・・・・・ 投票はIPで管理してるよう だったから

海外プロキシーで一票一票IPアドレスを変えて 投票してみたんだ 

クッキーも変えようと思えば変えることも出来るけど・・・

上位に入れば最終選考に残るって書いてあったから 上位に食い込めば何とかなると思った 」

なんと毎日の1000票増し投票はほとんど全てゾンビちゃんによるものでした 

実は自前でパソコンも作れるゾンビちゃんでした 

横文字の専門用語の連発に 

何を言ってるのかわからない Rちゃんでしたが

超びっくらしました 

さらにゾンビちゃんはこう付け加えます 

「自分では1日1000票やってたけど 

順位が上の他の子も絶対やってるよ  

だって票の伸びるペースが一定だし この会社のセキュリティが甘いしね 」と


公募では4位に残り 見事最終選考に残ったRちゃん

規約により公募上位陣で会社の最終選考があり


お気楽さ加減が気に入られたのか Rちゃんは4位だったにも関わらず 見事グランプリを勝ち取りました 





そして この会社のイメージガールのお披露目イベントがありました 

イメージガールに選ばれたRちゃんの晴れの舞台です 

Rちゃんのグランプリ受賞を聞きつけたトロル君は ぞろぞろと自分の会社の社員と取引先を20人以上連れてきました 
連日の残業で社員さんたちは疲れきっている様子でしたが 

トロル君は自分の彼女がグランプリを取った事を社員や取引先とかに何気に自慢したかったのです

みんなスーツを着ていてまるで会社へ行くような格好でした。

大きなカメラを持った人達とはトロル君達の その空間だけが異質な感じでした。

そしてゾンビちゃんもまたRちゃんの晴れの舞台を見守るため
そっとイベント会場に現れていました 

物陰からRちゃんの様子を伺うゾンビちゃん 

そんな時です  

20人くらいの男たちを従えて 

Rちゃんに親しく話す中年男を怪訝に思いました 

Rちゃんの危機には敏感なゾンビちゃんは その中年男の事を注意深く観察する事にしました 

奴が新しいRの彼氏かもしれない 

ゾンビちゃんは注意深く注意深くチェックしました 

そして 

ある部分に目がつきました  

その中年男はいかにもお金のかかりそうなブランドスーツを着こなしています 

ばりっと綺麗にクリーニングされた状態で 持ち物もピカピカでいましたが 

テカテカに輝く靴と 折り目がぴったり入ったブランドズボンの隙間から 

かすかに見えた靴下が 

それはそれは毛玉がいっぱいついていて薄汚れていたのです   

敏感なゾンビちゃんは それを見逃しません!

「 この男はヤバい! 

Rちゃんにとって危険な男かもしれない 

人の目に付く部分に思いっきりお金をかけてるが 

普段人の気づかない 目に見えない部分は汚れたままの状態だ 

全部が汚い服装なら それはそれで飾りっ気の無い人柄を現すものとしては良い

全部が綺麗なブランド服で凝り固まっても それも本人の趣味の問題だからよしとしよう

でも人の目に付く部分だけは綺麗に着飾って 人の目につきそうにない部分は 

薄汚くしても良いと思ってる 

奴は きっと汚い事をやっている・・・・」 

そう直感したのです 

そこでゾンビちゃんはトロル君の後を追跡し 綿密に調査しました 

Rちゃんに電話した時  

Rちゃんから 新しい彼氏が自分とかつて同じ大学に行っていたと言う事を聞き 

うまくトロル君の名前を聞き出して   

母校名門高田馬場大学の図書館で 過去20年間分の卒業名簿を調べあげました    

トロル君の名前をひとつひとつ丹念に探しましたが でもその名前はありません 

念の為他の学部全ても20年分調べましたが 一向に見当たりません 



Rちゃんに学歴詐称をしている! 彼はこう結論づけました 



そしてRちゃんから トロル君は独立する前に超一流企業でSEをしていたという話も聞きだしました 

その超一流企業に在籍記録を問い合わせました  

しかしトロル君がその会社に勤めていた事を示す在籍記録はありません

実はその超一流企業 に在籍したわけでなく 中小SE企業からその会社で出向されていたにすぎなかったようで 

Rちゃんに経歴詐称もしている! 彼はこう結論づけました 

Rちゃんが騙されている 奴は嘘つき  

そんな奴がRちゃんの新しい彼氏だなんて これはRちゃんの危機だ 

何とかしなければ 

ゾンビちゃんはRちゃんに報告する事にしました  



「あいつは嘘つきだ 僕調べたんだけど あいつは僕と同じ大学じゃなかった 

彼がアメフトをやっていたことを聞いていたから それを伝に探ってみたら 

大日本大学に同じ名前の男がいる事を見つけたんだ 



大日本大学じゃ自分のステータスが 劣ると思って高田馬場大学卒業を詐称しているんだ 

彼はブランド好きなんだよ  気の毒な奴だよ Rちゃんには釣り合わないよ 」


それを聞いた脳天気なRちゃんには  学歴詐称など どうでも良い話でしたが 

それを聞き 逆にトロル君は学歴コンプレックスがあるんだなあっと感じて 少し切なくなりました

その為 トロル君と これからお話しするときには もっと凄い凄いってほめるようにしてあげなきゃ 

と考えたほどでした 


埒があかないゾンビちゃんは トロル君と電話上で直接対決する事にしました 

会社の電話番号を調べ トロル君に通してもらいました 


「僕はRちゃんと将来結婚する者です 

経歴詐称する貴方にRちゃんが付きまとわれて迷惑なのです 

もうこれ以上つきまとわないでください 」と

電話を取ったトロル君は声の主が一瞬でゾンビちゃんとわかりました

経歴詐称と言われたのは トロル君にとって痛いつぼでした 

でもその時のトロル君は凄く羽振りが良くなっていて経済力満タンでした 

その経済力が今のトロル君の自信の源 学歴で上回るゾンビちゃんにこう言い放ったのです

「迷惑なのはお前だ 一人前に稼げるようになってもないくせに そんな大口叩くな

少なくとも俺くらい稼げるようになってから つきまとえ  」

でもってトロル君はすぐに電話を切りました 

本音では ゾンビちゃんの事を怖かったからです 

実はこういうことがありました 

ストーカーの事件の時 Rちゃんのお母さんがゾンビちゃんへの訴えを取り下げてから 

トロル君は自分で会社の経費を使って私立探偵を雇って 

ゾンビちゃんを調査しようと Rちゃんに提案してみました 

ところがRちゃんからゾンビちゃんの親戚や友人さんには弁護士さんや議員秘書が多い話を聞いて 

こう思いとどまったのです 



「でも彼も将来ある身だから これ以上追求しちゃ可哀相だもんな・・・・・ 」


トロル君は明らかにゾンビちゃんの交友関係を聞いて 追求するとヤバいと思ったようでした 

トロル君のモットーは 強気を助け弱きを挫く 

逃げ腰気味になったのです 


ゾンビちゃんは電話で そんなトロル君に一人前に稼いでみろよといわれた事がよっぽど悔しかったようでした 

卒業が延びて留年してから新人就職したばかりのゾンビちゃんでしたが 

まだ初任給で トロル君ほどお金を稼げていなかったからです

よっぽど悔しかったのかゾンビちゃんは 恨みがましくトロル君の会社に無言電話をするようになりました

そしてRちゃんにはこう言いました 

「 僕 あいつよりお金持ちになるよ でもどうしても僕が駄目なら 

僕の先輩とかで あいつ以上に稼いでいて 人柄の良い人がもっと幾らでもいるから 

本当は嫌だけど・・・ あんな奴と付き合うくらいなら 

先輩を紹介するよ だからあいつとは付き合わないで 」 

ゾンビちゃんは Rちゃんの事を心のそこから心配していたのです
 

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