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ケルベロス・・・その9 ランランルー♪ 

Rちゃんはトロル君に ゾンビちゃんから 付きまとわれてる事 

結婚詐欺と詰め寄られてることを説明しました 



「結婚詐欺になるわけないじゃん 結婚は両者の合意の下だもん 結納だって済ませていないでしょ 
 
それにね 結婚詐欺って立件が難しいんだよ 大丈夫だよ 」

と淡々と答えてくれます 

トロル君の話は世間的には常識的な話かもしれません  

でも世間知らずのRちゃんにとって 自分が法的に大丈夫という安心感を与えてくれるものでした 

やっぱ大人だなあ 色んな事知ってる 

「 Rちゃんはどういう人がタイプなの? 」

「 私 ナデナデされたり イイコ・イイコ子されて 世話されるのが好きなんですぅ Rのことペットみたいに 可愛がってくれる人が理想ですぅ(///▽///) 」

Rちゃん用語では 物質的にも 精神的にも 欲しい物を満たしてくれる人という意味です 

それを脳天気に語りました 

まあとにもかくにも Rちゃんは 聞くことも聞けて 一安心できたので その場を去ろうとした時に

トロル君からお声がかかりました

「携帯の電話番号を教えてよ 」と

Rちゃんはいつものようにかわす事にしました 

「あのー 私携帯電話持っていないんです 」

「嘘コケー☆ 持ってないわけないだろ 今時そんな子居ないでしょ 」

まあいいかあ(・・;) 相談もしたし 悪い人じゃなさそうだし 

Rちゃんはトロル君に携帯の電話番号を教える事にしました 

翌々日

下校途中

その日はRちゃんは予定がなく 家に帰って漫画本を読む事くらいしかやる事がありませんでした 

そんな時見知らぬ電話番号から電話がかかってきたのです 

「どうしてるのー 」 それは先日会ったトロル君の声でした 

「今 学校の帰りなんですーーー 」 けだるそうに 言うRちゃんでした 

「これから食事しない?」

食事かあ まあ暇だし いいかなあ 

トロル君はRちゃんの好みを聞き 大好物の焼肉につれてってくれました 

はじめてのふたりっきりのディナーでした 

Rちゃんからはトロル君は当初40台半ばに見えたのですが 

その事をRちゃんが言うと トロル君はちょっと怒って30台後半だと言いました 

トロル君のシャツはピカピカでした 

きっと綺麗にアイロンかけしてくれる奥さんがいるんだろうなあと思い

奥さんどんな人なんですかー と聞いたら 

彼はこう答えました 「俺 最近 バツイチになったばかりなんだよ 仕事が忙しくてね 」 と

そんなこんなお互いの紹介話をしている最中 


ふと トロル君は こういう話を心配そうに話してくれました 

「俺 この前ストーカーについて調べたんだ 

ストーカーって危ないらしいね 待ち伏せしたり 電話かけたりして 

二人っきりで居ると 殺されないまでも 刺されたりした事例もいっぱいあるみたいだし 

可愛いからRちゃんなんて 気をつけたほうが良いよ 殺されちゃうかもしれないから 」

・・・・殺されちゃうかもしれない・・・・

この言葉がRちゃんにとって衝撃的でした



ただトロル君が話すストーカーについての言葉が ゾンビちゃんの行動を想起させたからです 

今までうざいというだけの感情しか持っていなかったゾンビちゃん 

ゾンビちゃんが自殺してしまうかもと案じていたのに 

逆に自分がゾンビちゃんに殺されてしまうかもしれない という可能性をトロル君の不吉な言葉から感じとったからです


「今度付き合って欲しい」



Rちゃんはそれが食事の事だと思い 快諾しました 

それからトロル君から食事に度々誘われるようになりました 

食事の間にたまにトロル君は日常話に さりげなくストーカー事例を話してくれます 


あえてトロル君はゾンビちゃんの事を ストーカーだと断言しませんでした 

女性に警戒心を持たせないようにする為 最初から彼をストーカーと罵る行為はしませんでした 

ゾンビちゃんに関心など持っていないように 

ただそういう話を会話の合間合間に織り交ぜたのです 




でも何度か食事をして そういう話を ご飯を食べてる時に繰り返しされ 

段々 Rちゃんは ストーカー被害の恐怖を感じるようになりました 

トロル君は Rちゃんにはゾンビちゃんという人柄を考慮させないで

淡々とストーカー事例を語っていました  それが逆に恐怖心を煽っていく・・・

「桶川では実際に人が殺された 被害者は女子大生だったんだよね」

「うちの会社でもストーカーで困ってる女の子の話を聞くよ 

特にふたりっきりで会うときが一番危ないみたいだよ 逆上して刺したり 可愛い子は特に気をつけないと」

「一度 Rちゃん自身でもストーカーについて調べてみると良いよ 」



やがてトロル君は 

言葉巧みにRちゃんからゾンビちゃんの情報を聞き出していました 

「 会った事がないからわからないけど 彼ってどんな人なの?

彼ってどこかの会社のトップ内定とったんでしょ 優秀なんだろうね 」

一見 彼に興味無さそうにしながら ゾンビちゃんの話を交えて 

Rちゃんに ゾンビちゃんの詳しい情報を少しづつ引き出していきます 

ゾンビちゃんの名前 彼が田舎から出てきた青年で

ゾンビちゃんが内定先に決まった会社名までも











その間も ゾンビちゃんは毎日 Rちゃんの留守電がいっぱいになるまで電話をかけ続け 

駅で待ち伏せをしています 

ある日ゾンビちゃんに駅で捕まった時 Rちゃんは切れてこう言いました 

「もう止めてー 一方的に待ち伏せされても 私はもう付き合う気はないから! 

だから何もメリットなんか無いでしょ 」

でもゾンビちゃんは真顔でこう答えました 

「Rちゃん 恋愛にメリットなんて関係ない 」 

この言葉はゾンビちゃんにとって Rちゃんへの純粋な気持ちを表しただけでした

でもこの言葉はRちゃんにとってより恐怖を増幅させる結果となったのです 

何のメリットもなく Rちゃんを待ち伏せしたり 追いかける行為を続けられるのなら 

ひょっとするとこの人は一生私に付きまとうかもしれない 



かつてはゾンビちゃんもいつかは諦めてくれると 楽天的な余裕の気持ちでいたRちゃん

そんな言葉を話す彼におぞましさを感じました 


Rちゃんはトロル君の薦めるままに自分でも本を読んで見ました 

ゾンビちゃんの行動はストーカーの典型的な行動様式そのものぴたりでした 

電話をいっぱいかける 毎日執拗に追い掛け回す こちらの気持ちなど汲んでくれない 

別にゾンビちゃんがRちゃんを殺すとか 脅したりしたわけではありませんでした 

Rちゃんに対しては 腕を強くつかんだことを注意しただけで罪悪感に駆られるゾンビちゃんです 


でも食事中 
トロル君から指摘された 数多くのストーカー被害の状況と 自分の状況がオーバーラップしてきました 


そういえば・・・薬を飲んだときに アパートに見舞いにいった時に ゾンビちゃんは私を追いかけてきた

ひょっとするとあたしあの時追いつかれていたら・・・・・・・・・

私 殺されていたかも(ToT)/~~~・・・・・・・


やがてゾンビちゃんからかかる電話の呼び音のひとつひとつが Rちゃんにパニック心理を呼びおこさせ

混乱を巻き起こします 

何でこんなに執着するの・・・・

自分が刺されたら困る 傷つけられたり殺されたりしたらどうしよう・・・・・ 

Rちゃんはノイローゼ状態に陥っていきました 



ある日 そんなRちゃんに ゾンビちゃんは駅で待ち伏せした時にこういう言葉を放ちました 

「Rちゃんのせいで 俺留年したんだ !

Rちゃんが仲直りを認めてくれないから 俺 Rちゃんと待ち合わせする為に 卒業試験まで行けなかったんだ 

Rちゃんのせいで就職も駄目になったんだ! 」


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