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ケルベロス ・・・その6 その男との出会いのきっかけのきっかけ

その男との出会いのきっかけのきっかけになる場所への誘いは 友人のこの一言によるものでした ・・・・  




「私、最近東京都庁でバイトしているのー 」Rちゃんの同級生の女の子ゆーちゃんが言います


東京都庁といえば Rちゃんはかつて行った事があります 

ビルが綺麗で展望台から東京が一目で見渡せました・・・


「凄く楽だしー 綺麗だしー 環境も良いし  皆親切ーーーー 」


Rちゃんは自分にとって 得な話にはすぐにぴくんぴくんと反応する特徴の持ち主です(・ω・)b


  「いいなー Rもやりたーーーい どこで募集してるの~~~\(^o^)/」


「 うちのお姉ちゃんが職員なんだよ 職員の家族とか 友人とか 一般にあんまり公募してないんだけどね  庁内報で募集してたり 必要な時に職員づてに探しているみたいなんだよ 」


ちなみにRちゃんの家族には都庁に勤めてる関係者はいませんでした 


「えええええええええええ(ToT)  Rもやりたーーーーいよおお 」


むりこじ ゆーちゃんに 紹介してもらって Rちゃんは東京都庁のバイトをはじめました 


そのバイトの楽で楽しい事といったら  かつて勤めたバイトの中で 郵便局以外に


こんなに楽チンなバイトは知りませんでした (ノ^^)八(^^ )ノ


  もともと物ぐさで怠け者な性質のRちゃんは きついバイトやめんどくさいバイトだと 


長続きせず 2-3日ですぐに辞めてしまいます


都庁での仕事は まず朝 職場に行くと 


記事に赤い丸が書いてある新聞紙を渡される事からはじまります 


それを鋏で切ります チョキチョキチョキッチョキ・・・と ×(・・)~♪


それから切ったものをスクラップします 


これで仕事はほとんど完了です  なんだかやっているようなやっていないような仕事でした 


その他はたまにコピーボタンをぽちっと押す作業位で ( ..)0-☆


仕事が終わると 後はお茶を飲みながら  都庁のお役人さんたちと楽しい雑談タイムがはじまります  


「若いねえ 19歳なんだあああ 」 「 履歴書で見たよ 職場の花だよね 」 


可愛いRちゃんは 所属の男性から いつもちやほやされまくり 毎日がご機嫌麗しく 


まるで春爛漫の桜満開の中 お花見してるような楽しい気分を味わえました 


大半の職員さんも残業がほとんどなく 終業時間の鐘がなると ぴったりと帰れます 


勤めている間 Rちゃんはこういう話を聞きました アンケートの時期に 都庁では臨時に100人のバイトを募集します 

でも当時 その採用者の全てが 職員の家族等縁故採用 もしくは女子大生ばかりといった品揃えでした 


アンケート の集計作業は 100人も居ると 大して時間がかかりません 


仕事が始まると 1時間から2時間で集計作業が終了します  それが終わると 


女子大生と都庁の職員さんとのフリータイムがスタートします 職員さんの一部を割けば 


わざわざ人を雇わなくても大丈夫な仕事なのでしょうが 


女子大生との歓談の時間は 都庁の職員さんが 自分の優越感を満たせる ひと時の快楽のようで 


ある職員さんは 美人女子大生の一人に 


「俺 結婚してるけど でももし独身だったら エリートだし 公務員だし  見た目悪くないし・・・・・・ 滅茶苦茶ストライクゾーンでしょう 」


と呟いていました 言葉の端々には 自分のブランドステイタスへのみなぎる自信・・・みたいな・・が 


溢れてでています  (・・;)


こんな事もありました たまに大暴風雨の日に 皆がどやどやと忙しそうにしていました 


Rちゃんが  どうしたんですかあ (*^o^*)/~と聞いてみたら 


「ホームレスを これから追い出すんだ 」 と言います 


どうやらホームレスの方が 叩きつけるような風とバケツごと投げられるような強い雨を避けて


東京都庁に避難して来たとの事 知事がそういう方々をいたく嫌いだったらしく


その意を汲んだ職員が総出で   


「何か御用ですか」と慇懃に質問攻めしてまわり 都庁から追い出すと言うのです 


それを聞いて Rちゃんは こんな雨の日に 雨宿りさせてあげればよいのに・・・・・


なんて可哀相な事をするんだろう・・・・・・ と感じました (ノ◇≦。)


こうして都庁での優雅なバイトは  Rちゃんが飽きるまでの 数ヶ月間 続きました  


そんな中 就職も決ったゾンビちゃんの浮気の影が頭角を現し始めてきました  


ある日 ゾンビちゃんの家に電話をした時の事です 


見知らぬ女の子の声が彼の電話口から聞こえてきました 


(・・;)最初は間違えてかけたのかなあ・・・・と思ったのですが 


電話口からその女の子は 「ゾンビちゃん・・・・」 と親しげに彼の名前を呼びます 


しかもかかってきたのがRちゃんからとわかると


 「もしもし もしもし?ゾンビちゃんのお姉さんですか? 」と言うではありませんか・・・ そこでゾンビちゃんの携帯に 電話しました 

「もしもし・・・・家に女の子がいるみたいなんだけど・・・・・・」


ゾンビちゃんは冷静に答えました 「 えっ 知らないけどーーー 」 


・・・・・そう言ったワンテンポ後 急に何かを察知したようで  いきなり声のトーンが変わりました 


「何で!!!!!!」 声の表情からは焦りの色がにじみ出ていて 


Rちゃんが電話の経緯を 告げると だいちゃんは


「いっ家に泥棒が入り込んだかもしれない  大変だ大変だ-----!危ないかもおしれない 」


としどろもどろでいきなり慌てだしています  (・・;) 



後日ゾンビちゃんからその日の事の説明がありました 


「サークルの友人が ・・・・・・・ 勝手に合鍵作って あがりこんではいっただけだったみたい! それで勝手にふざけて 電話に出タンだよ・・・まったくあいつらって・・・・」 


男の人と付き合った事が無く ご存知のように恋愛にも疎いRちゃんでした から  ・・・・・・・・そんなものなのかなー・・・・と納得して その時は淡々と 聞いていたのですが 


その様子を見たゾンビちゃんは 汗まじりになって  


「疑ってる? じゃあその女の子に謝らせるから・・・・・m(__)m」 と言うのです えっ 謝らせる・・・・・(・・;)・・・・・・?・・・悪くないのに・・・・なんで・・・ 学校に行った時 友人にその話をしました 


「 それおかしくない? ゾンビちゃん浮気してんじゃないのー? 」

でもRちゃんは ゾンビちゃんを田舎の真面目な純朴青年だと思い込んでいました


痩せぎすだし ひょろひょろしてるから女の子にももてないだろう だからそういう事は無いだろうなあ・・・・・と 


それから暫く経った  別な日の事です 大学の勉強を教えてもらおうと 彼の家に行った時 


彼の家の電話が

ぷるるるるるー

っといきなり鳴り出しました



「でないの?」Rちゃんが聞くと


「最近イタ電が多いから・・・・・・(・・;)」 冷や汗を浮かべながら、そのままほうっておくゾンビちゃん


暫く電話がしつこくなり続けました


ぷるるるるるる ぷるるるるるるる ぷるるるるるるるるるるるー ぷるるるるるるるるるるるるるるるるー 


それから  留守番電話に接続します という機械音のアナウンスが流れてきて   


直後 スピーカーから大音量でこういう音が聞こえてきました 


「ゾンビちゃんのばかああああああああああああああああああああ! 」


それは女性の泣く声でした  その叫びが部屋中にこだましました


・・・・・・・・・・・・・・・やがて静寂が部屋を包みます・・・・・・・・・ 


「今の何?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・(・・;)・・・・・・・・」

「おっお母さんが 福山雅晴のコンサート見て 東京に出てきてるらしくて ・・・・・・みっみちに迷ったかなあ ・・・・・案内してあげたいけど・・・・いっいっいっいっ忙しくて・・・・」


「えっお母さん? でも女の子の声だったよ・・・・ 」


「えっ!・・・・・じゃっじゃあ・・・・いっ妹かなあ・・・・・・・・・・」


ちなみにゾンビちゃんの妹は当時 大阪住まいでした  さらにその後日の事です ある事件が起こりました  


Rちゃんが大学に行った時の事です   いきなり面識の無い女の子が Rちゃんに突進してきました 


彼女はRちゃんの目の前に立つと 

「ばかーーーーーーーーー!」と言い  いきなり平手でばちーーーーーーーんとRちゃんの頬を叩いたのです


ジ~ンジ~ンジ~ン 衝撃的な響きがRちゃんの頭に伝わります


生まれてからこのかた 親にもひっぱたかれた事のないRちゃんでした 


一瞬何が起きたか よくわからなかったそうです


でもバカーーーーーーーと叫んだそのイントネーションから 先日 留守電から聞こえた女の子の声

と気がつきました 


憤懣やるかたないRちゃんはゾンビちゃんに連絡を取りました 


「もしもし・・・私 今日 留守電の声の女の子にひっぱたかれたんだけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・誰なの?」


とゾンビちゃんを問い詰める、


「えっ そっそれは 大変大変大変大変大変大変!!!! 謝らせるから!」 


焦りの風がゾンビちゃんの心のひだを殺ぎ取りながら渦巻いてるようでした 


ゾンビちゃんの話によると  その女性はサークルの後輩 


ゾンビちゃんは田舎者なので 部屋を開けっ放しにする癖があるので


いない間に勝手に部屋に入って 掃除をしたり家事をしていて それが非常識だと言う事で 


先日 その後輩に注意したとの事 ・・・・・ それに怒ったんだろう と言います


彼の渾身の説明に やはり人を疑う事を知らないRちゃんは 色んな人が居るなあ・・・・(・・;)と 半信半疑ながら 納得したのですが・・・


ひっぱたかれた事を 友人に言うと 「そりゃ 間違いなく浮気してるわよ!」


「っていうか 女の子可哀相じゃん!」


「なんで あんた 気づかないのよ!」 と友達に散々言われまして・・・・・・


そのうち 彼が浮気をしていた事を確信するようになりました


そしてそれと同時にRちゃんの心に恐怖の樹が芽を生やしてきます 


でもそれはだいちゃんを失う恐怖 他の女性に奪われる事に対する恐怖ではありませんでした 


彼が浮気したと思しき女性が 泣き 悲しみ 怒り  そしてRちゃんにたいして 恨みの念を抱いている 




その事実に Rちゃんが戦慄を覚えさせたのです


Rちゃんは損得勘定が強く 恋愛観も人と違う所がありました 


彼が浮気してもその事実には全然関心が無かったのですが


彼が 他の女の子を傷つけ その恨みが自分に危害を及ぼすかもしれないと 感じた時に 


恐怖を覚えるのです 


そして さらにゾンビちゃんに対して より嫌気を感じる決定的な事が起こりました



続きは次号・・・・・・ m(__)m

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