ことりちゃん 








ことりちゃんは

ひな鳥のような かわいらしい子でした

まるで親指姫のような 
とてもちいちゃくてちいちゃくて
おでこのところに 三日月模様がありました


ことりちゃんの声は
とても小さいけれど
他の子たちが 心配してしまうような
そんなかわいらしい 泣き声でした 」(えみたんの言葉)





ことりちゃんは
ちっちゃなちっちゃなきさらよりも
もっともっとちっちゃくて


4人の中で特にちいちゃくて
きさらが
とてもおおきなおおきなねこになったと感じるくらい

ちいさなねこちゃんでした 」(きさらの言葉)







それは
ねこの森に行く直前の夜のことでした




その夜は 
蝉が深夜近くにも関わらずしきりに泣いていて

部屋のガラスの窓にぴったりと
何匹かのセミ達が はりついていました 




他にも明るい照明や 家々があるはずなのに
なぜか うちの周囲にだけ 
蝉の群れが はりついてるんだろう
(・・;)?  


それでもねこの森に行こうと想っていたので
ごはんをもって
出かけると 



ドアを開けた
一瞬の隙に
一匹の蝉が
部屋の中に入ってしまいました


私は
何か嫌な予感がしたので 
その蝉を外に出そうとしたのですが


蝉はまず
ことりちゃんたちが
入ってた箱の上を飛び回り
そして8の字を描くように飛びまわりました


捕まえて外に出そうとしたら
玄関の脇に積んであった
本や荷物の山の中に
紛れ込むように入ってしまいました 


私は
蝉を出そうと
ビニール袋を引っ掻き回し 
荷物の中を 探したのですが

蝉は本棚の裏か
ゴミ袋の裏か中に入り込んだのか
見つかりませんでした


でも
そうこうしてるうちに
ねこの森でねこ達が 
遅いごはんを待ちわびているだろうなあと感じ



とりあえず蝉はそのままにして
ねこの森に向かうことにしました




でも
念のため ことりちゃん達のはいった箱は 
蝉のいる部屋から
別な部屋に移しました
(・・;)。



玄関を出ると
たくさんの蝉がじーじーと泣きながら
飛び回り 
そのうちの二匹が中に入ろうとしました


他にも数匹の蝉が
玄関前や
通路に横たわって亡くなっていました



私はその蝉の死骸を見た時
何か嫌な予感を感じました







蝉は長い間土の中にいて
木さんの中で育ちます




蝉は
とても力のある虫さんです 

怨霊さんがたくさんいる地の蝉は
怨霊さんのエネルギーをたくさん受けて育ちます


そういう蝉は怨霊さんの化身のような存在で
怨霊さんの想いを汲んで
動く習性があるのですが


怨霊さんに祟られてる
吸血鬼やおばば達の気を
ポイポイされてしまうと
蝉は錯覚して そこに向かってしまうこともあるのです  


蝉は
そんなに目や耳がよいわけではなく


特に夜は見えづらいので 
ちょっとした痕跡を
ポイポイされると  
蝉は 
何の縁もゆかりもない人を 吸血鬼やおばばと錯覚して
攻撃したりするのです


そしてそこでだいじなのは
動くのは蝉さんだけではなく

蝉さんのつけたしるしを目印に 
木や鳥や 他の動物たちも動いてしまうのです 

それが蝉の呪です



蝉さんが悪いわけではありませんが
蝉の習性を利用して 
おばばたちが
別な人に 自分の厄を押しつけるのです



 」(えみたんの言葉)







部屋に入った蝉は
8の字で飛び回った一瞬の隙に  
部屋の中で最も弱い 
ことりちゃんとその姉弟ねこちゃんたちに
しるしをつけました 




それは
私たちの部屋に
厄がおしつけられていたからだそうで


えみたんの話では
それをしたのは 
誰かれ構わずポイポイしまくっている 
2人のおばばだったそうです 





ねこの森から帰ってきた時に
私は 
やけにぐったりと疲れました 



子ねこちゃん達がぐっすり寝ているようだったので
あまりことりちゃん達に目を配らず 
そのまま倒れこむように寝てしまいました




きさらは そんなことりちゃん達の箱の周囲を
ウロウロと心配そうに回っていました


本当は
その時気づくべきだったのですが
ものすごい睡魔に襲われて
ぐったりと疲れて寝てしまったのです


数時間後トイレに行こうと起きると
窓に蝉がはりついていました


前日あれだけ探しても見つからなかった蝉が
入り口近くの窓に張り付いていて
それですぐに蝉を出したのですが





その後ことりちゃん達に 
朝のミルクをあげようと
箱のもとにいくと


中を見ると
一番小さくて 一番弱弱しかった
ことりちゃんの体は固まっていて  
息せず 
動かなくなっていました




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私はショックを受けました
この間 子ねこちゃんを
たすけれたと想ったのに 
昨日の夜までは おいしそうにゴクゴク
ミルクを飲んでいたのに




他の姉弟のねこ達も 
すごく弱っていて
みんなで悲しそうな悲鳴のような声をあげていました 



でもその直後 
昨日あれだけ飛び回っていた蝉の大群が
部屋に入った蝉が 何かの呪だと感じました




そして私は
一瞬の隙に蝉の侵入を阻止できなかったことを
激しく悔みました 



他のねこ達も 
ことりちゃんの様子を 気がついたのか
みんなことりちゃんのところに集まって
心配そうにのぞきこみました






その夜は ことりちゃんだけじゃなく
他のねこ達も みんなぐったりしていたのです 



きさらは
ことりちゃんが死んだとき
 
呪を放ったものが  
逃げた蝉に乗せて ことりちゃんの魂を持っていこうとしたことを
気づきました


だから
みんなで 「 ことりちゃん 」
と名前を呼んでもらいました


そしたら体は生き返らなかったけれども
魂だけは 姉弟のところに戻ってきました 」(きさらちゃんの言葉)







ことりちゃんの魂が戻ってきたので

うまちゃんは 
ことりちゃんの箱に入って
一緒に遊びました 

いるかちゃんも一緒遊びました 

くるくるくるーって

そしたら蝉の怨霊さんが 
呪をことりちゃんに押しつけた人のところにもどっていくイメージが見えました


押しつけた2人のおばばは
すごく恨みを買っていました 
だからそれをいつも他人に押しつけていたこともわかりました 」(うまこちゃんの言葉)








ことりちゃんは
とてもちっちゃかった


ベイビーのお顔よりちっちゃかった

かわいいおんにゃのこだったから
大きくなるのを とても楽しみにしていた 


ベイビーは その時
そのおばばの集合体を 全滅させる

ことりちゃんがいじめられた時に そう想った 

」(ベビーふっつーの言葉)





さくは
ことりちゃんを最初に見た時にびっくりしました

生まれた時のきさらより
ちょっと小さかったからです


でも
ちっちゃなちっちゃな存在をいじめると
大きな大きな存在が 怒るのです 


あんなに小っちゃい子だから
さくも怒りましたが

とてもとても大きな存在が怒ったのを見ました

ねこの祟りは怖いのです 」(さくらのことば)




あーちゃんがねこなのは
ねこが大好きだからです


あーちゃんはたくさんのねことつながっていて
たくさんのねこのゆめが いつもはいっていきます


そんなかわいいねこたちを
とりわけみんなが守ってる
ちいさくてかわいいこねこをいじめるのは あーちゃんはとてもゆるせません


みんなたすけてください

」(あーちゃんのことば)






ねこの想いは強い

ねこの祟りは怖い


何故ならば ねこは
500年でも
1000年でも いじめた人のことを覚えているす


自分をいじめた魂を
ねこは絶対に許さない 

はるちゃんは
前世でいじめた人の顔も
銀座ではるちゃんを蹴飛ばした顔も 覚えている 


生まれ変わっても
顔つきはそれほど変わらない 


なぜなら 
いじめた人の魂を入れる器の形も
大体決まっているから 」(はるちゃんのことば)



あらは 
ことりちゃんがだいすきでした

ことりちゃんは
一生懸命ミルクを飲んで

4人で仲良く
大きくなる途中でした


これからみんなと一緒に色んな夢を見て
色んな美味しいごはんを一緒に食べれると想っていました


数時間前まで
とても毛並みもつやつやで ミルクもごくごく飲んでいたのに

なんでこんなピュアなことりちゃんが
コココや とらちゃんもなんでなんで 
吸血鬼や おばばに間違えられて 攻撃されるんだろう

あらはそれが言葉にならないくらい とても悲しくて悲しくて
そんな想いがこみあげてきました 」(あらちゃんのことば)







ことりちゃんは
すぐに生まれ変わります


きさらも 
ねこの森の縁ちゃんも 
そっくりな顔で生まれ変わりました


ねこは
そっくりな外見で
大体いつも出身地か 
お気に入りの誰かがいる場所で生まれ変わります


おそらく
ことりちゃんは姉弟たちと仲良かったので
姉弟ねこたちの近くにいずれ来ると想います 」(こはるちゃんのことば)




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2人のおばばのことがわかったのは
えみたんです



えみたんは 
えみたん占いで 
呪った人の痕跡を追跡しました



みんなに教えました
みんなにたすけてもらいます  



ことりちゃんは
まだミルクしか飲んでいませんでした 


今度生まれ変わったら
びんとろを食べさせたいと想います


びんとろはえみたんの一番好きなお刺身だからです 」(えみたんの言葉)



ことりちゃんがいじめられてから 
4日が過ぎました




ことりちゃんは
こねこちゃんでしたが
空を飛ぶ夢をいっぱい見せてくれました 



金属の物体がぐるぐる回っている夢を見せてくれました


何を言いたかったのかわからなかったのですが
その金属が ぐるぐるぐる回るルートがあって
ちくさーや猫の森の近くを飛ぶ
そのルートを見せてくれたのだと想いました  


最初 
ことりちゃんがいなくなった直後は
みんなしょんぼりしていましたが


でも
ことりちゃんの
魂が戻ってきてから
姉弟ねこたちは
生き生きとして


今は眠っていると
ことりちゃんがゆめに遊びに来てくれるそうです




みんななかよし

いつも一緒に寝ていました

今も一緒に寝ています 

だからずっと一緒 


一緒に夢を見ています
一緒に生きています


」(ことりちゃん達の姉弟ねこたちのことば)




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想念の世界で
ことりちゃんは 姉弟ねこ達と
一緒に育っていくそうです







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MAHAO

Author:MAHAO
どうぞ ねこの森の旅 お楽しみください♪
(≧▽≦)ノシ~☆

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ねこねこと楽しくすめる広い巣と土地と 
純金がたくさん入りますように
ねこねこ用純金ベッドも作れますように

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