新年あげましておめでとうございます BINOJURYOKU(美の重力) サイコちゃんストーリー
本年もよろしくお願いします
さて
私の親友 I君のお話から・・・・
<(_ _)>
I君には ひとりのお姉さんが居ます
I君はそのお姉さんにサイコちゃんというあだ名をこっそ-りっとわからないようにつけました
私がサイコちゃんの事をI君から聞かされたのは
流行ファッションでバッチし決めた女性は近寄りがたくて 威圧感があるというような話をI君がしていた時のことでした
「 流行のファッションは
痩せ型のモデルがパリコレの会場で着るから 綺麗に見えるんだよ
あんな服で普通の女が街中を歩かれたら 怖いし 毒々しい・・・
独特の色使いは 自然の中の毒キノコや毒蛇のような模様に共通するものがあるんだよね
危険な色を彷彿させる感じ・・・ 」
φ(・・)・・・・・・・・
「 でもね かく言う俺もまたそういった毒キノコタイプのファッションを身につけた親族を身内に抱えていてね
それも同居してる姉なんだよ・・・・・m(__)m
もう40も半ば過ぎて50に手が届きそうなのに セックス&ザ・シティのようなビデオとか
米国のテレビドラマをバイブルにしていてさぁ
ああいうファッションを目指そうとしてるのがミエミエなんだけど
それが見ていて痛くて・・・・」
(・・;)))))
I君が言うサイコちゃんの特徴は大体以下のようなものです
<(_ _)>
身長は163cmだが 横幅の広さと独特の威圧感のあるファッションからか170cm強以上に見えると・・・
年齢は45歳過ぎ クリエーター系の下働きをしていて 体重は90キロ超
サイコちゃんは 昔から肥満体質のI君のことを
「あんたは成人病になるよ 注意しな 太りすぎだよ」
と呪いのように繰り返し言っていたのですが
つい最近I君は サイコちゃんが 成人病を密かに抱えたことをお母さんの口から知ったそうです
<(_ _)>
趣味は米国のテレビドラマシリーズを日がな一日見る事 気に入ったドラマは全てビデオに収め
愛蔵版としてコレクションしています
LOST プリズンブレイク 24 アリーマイラブ ‥枚挙にいとまがありません
中でもセックス&ザシティは超のお気に入り
全シリーズ全話欠かさずコレクションしており まるでバイブルのように参考にしているとか・・・
現在特定の彼氏は居ず 結婚を考えていた人も20代半ば以来 見たことがありません
髪型はスヌーピーのペパーミントパティのような色合いにボリュームを持たせた感じで
ふっくらした体形にセックス&ザシティのキャリーやサマンサのような色彩豊かな
色柄ものを好んで羽織っていて 独特の存在感は まるでセサミーストリートのバード君の如しとか
(・・;)
I君曰く 人ごみの彼方 100m先でも その姿はくっきり認識できるとの事・・・・
口うるさいサイコちゃんに家に居座ってほしくない
I君はなんとか良い相手と結婚してもらいたいと願っているのですが・・・
「 もともとサイコはそんなに容姿が悪いわけではなかった・・・
20代の痩せていたころは
当時ブレイクしていた斎藤由貴によく似てるって言われて
本当に美人って評判だったんだ
俺が友達に姉貴を紹介すると 本当に姉貴なの?
って疑われる位でさ
お前の姉なんて信じられない
すごく綺麗ジャン なんて言われて俺も密かに鼻高々だった時代もあったんだけど・・・
まあその頃の容姿に戻せとは言わないけど
少しダイエットして 昔のような清楚な服に戻せば きっとその辺の40代のおばさんよりは若く見られると思うんだ
それで事あるごとに言ってるんだ 髪型はもっとシンプルな方が良いよとか
図体でかいんだから
もっと自分をコンパクトに見せる服にした方が良いって
例えばジャケットを着るなら白のジャケットとかにしろって・・・
でもそれをいう度に 大魔神のような表情になって 怒砲の如き雄たけびが俺を襲ってくるんだよ
「お前なんかに そんな事言われる筋合いはねえ!
お前なんかただのキモ豚じゃねえかああああ!」って
「お前に! お前にファッションの何がわかるっていうんだあああああ!(I君の発言通り字に直してます<(_ _)>)
私の髪形はプロの美容師さんだって褒めてくれてるんだ いい加減な事を言うなああああ! お前に何がわかるっていうの! 」
挙句の果てはその後 力いっぱい拳骨でぶん殴られてさ その後蹴られたりもしてさあ
30秒ちょっとアドバイスしただけなのに その反撃が10分以上続いて 締めに言葉の暴力から身体の暴力に変化する・・・
段々こちらも言う気がおきなくなるよね
恐怖感はどんどん増すし
でもプロの美容師さんが褒めるって言うんだけど
彼らはただの商売でしょ
自分が施した髪型を いくらおかしいからって 似合わないなんていうわけないよね
大体俺思うんだけど 美容師やメイクアップアーティストって 髪やメイクを一つの作品とは見るけど
女性全体の雰囲気を考えていないよね
髪やメイクの部分部分を 自分の関わった部分だけを見る傾向があって
極めて限定的な視野のような気がするんだ
だから髪型がいくらアート的にできていても
それらが街や家の中でどう調和するか 自然のバランスとかあまり考えてない気がするんだ
昔は近所でも清楚な美女と言われていたサイコは
今では髪型 服装ともにサイケデリックな山姥のようにしか見えないよ
こないだ箱根彫刻の森美術館に行ったんだけど
そこに ミスブラックパワーという前衛彫刻があってさ
その作品見た瞬間 あっサイコだ!っなんて思わず叫んじまった
作品が持つ威圧感 存在感 攻撃性 全てが彷彿とさせていてね・・・」
φ(・・;)・・・・・・
ミスブラックパワーという作品について
下のリンク先をご覧くださいとのことでした
<(_ _)>
http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/cover/070425_museum/images/070425_part02_55_l.jpg
サイコちゃんストーリー続く
お正月
\(^o^)/~♪
新たに新年特売セールで買ったお米60キロを車に乗せて ヨイショヨイショ(・・;)オッオモイ
せっかくココまで来たのに・・・

ツイピン・・・
今日臨時収入が入った・・・
なので靴下手袋帽子シャツを縁起の良い188個買った
今日はうちのシャーリーちゃんと縁ちゃんの名前で記帳

唐突でシュガ 猫ポエム
全ての想いの種は愛
どんなに残酷な感情であろうとも
愛と対極に見えるような
憎悪 嫉妬 支配 殺意 といった感情すらも
愛を種として発芽する
愛を求め 報われなかった自分を守りたい為に他を攻撃し
離れてしまうかもしれないという不安感が 支配という行動に結びつく
心の穴を埋める事ができず
貪欲に 他の想いを むさぼりつづける
でも全ては 愛を求める事から始まった
だから愛こそが全ての動機であり
やがて全てが 回帰していく場所である
だからどんな悪意や敵意も怖くないの
コハルちゃんから聞いた詩
<(_ _)>
BINOJURYOKU 美の呪力 サイコちゃんとぽのちゃん
サイコちゃんは 比較的シンプルで地味な格好をしている女性が人気があるのを知ると よく家族の前でこう言っていたそうです
「男って綺麗すぎちゃうと 無理目と感じちゃうじゃない すぐ臆しちゃうのよね センスがいけている美しい女には 自分では釣り合わないと思っちゃうせいか つい身を引いて 自分でも付き合ってくれそうな安全パイのような ダサ目の田舎臭いねえちゃんばかりを追いかけちゃうのよね 」
サイコちゃんはそう言いながら サイコちゃんの周りで 男性たちにモテモテだった
ぽのちゃんという女性のファッションに意気盛んに噛みついていました
「 ぽのは 確かに話も合うし 性格も悪くない まあ良い子だけどさあ でもいくらなんでもあのファッションセンスは無いよね 友人たちとあの子のファッションのセンスの悪さではいつも盛り上がるの どんなに高い服買っても あの子が着ると 田舎の洋品店で買ってきたような ワンピースみたいで ダサいったらありゃしない お笑いだわよ 」
そして酒を飲みながらサイコちゃんの友人と
「あの子ってセンスが悪い 」
「ああいう服のセンスにはなりたくないよね 」
「芋のようなファッションでかわいくない・・・」 と始終陰口を叩いているのだとか
しかしI君の話では ぽのちゃんがもてるのは よくわかるとの事 化粧はいつも控え目 髪も黒髪で小奇麗で いつも品の良い清楚な衣装に身を包んでいて 間延びしたスローテンポなしゃべり方
サイコちゃんやその他の友達から発せられる迫力溢れるオーラのようなものは 一切 感じないとの事 また ぽのちゃんは大手商社のエリートサラリーマンから求婚され 早々にセレブ結婚したものの サイコちゃんをはじめとする ぽのちゃんをダサいと罵っている面々のほとんどは いまだ結婚に至らず
I君曰く「 女としての結果は 見事に差が開いている 」との事 (-_-;)
I君は そんなサイコちゃんに一日も早く結婚してもらうことを望んでいました サイコちゃんは年輪を重ねるにつれ どんどん威圧感がまし どんどん仔細な事で 口喧しく I君を罵るようになったからです
「 I! お前その恰好どうにかならないか? 外を一緒に歩くと恥ずかしいんだよ 恥ずかしい人の視線を感じるんだよ あんたなんかが弟と思われるだけで こっちは 生まれてこの方 今まで恥ずかしい思いをしてきたんだ 」
人から視線を浴びるのが自分の威圧感のせいもあるという事には全く触れず(というより気付かず)
(・・;) I君に文句をつけながら のっしのっしとリビングルームを音立てて練り歩くその様は さながら巨大な象さんのように映り 寝そべり 菓子をバリバリと食べるさまは 湖畔に横たわるカバを彷彿とさせ それはそれはI君の日常にとってとても恐怖な存在と化していたそうです
(-_-;)
「サイコは昔綺麗だった頃に 不細工な人から手紙をもらったら
それを友達の前で読んで 馬鹿にして 手紙をびりびりに破っていたんだ
自分を綺麗と思って 物凄く思い上がっていた ひょっとするとそういった思い上がりが 今の不細工なもてないいき遅れのサイコを作ったのかもしれない・・・・・
でもどうにかしなければ・・・ このままサイコに家に居座られてしまうのは嫌なんだ・・・」
I君は意を決しました 元のモテモテのサイコちゃんに少しでも戻って結婚して欲しかったからです
「 サイコ! いくら流行のファッションって言ったって そんな恰好では男にもてないよ 男はもっと地味で 清楚な服の方が好きなんだ もうちょっとスリムになって 落ち着いたコーディネートした方が良いよ 」
I君は丁寧に男が好むファッションの全てをサイコちゃんに教えました それに対しサイコちゃんは
「 男は女ほど見る目が進化していないの それに男だってトンカツに例えると ロースが好きな男も居れば ヒレカツが好きな男も居るでしょ ただの好みの問題なだけじゃない あんたみたいな不細工でモテナイ男は キャシーのようなイケてる綺麗な女性 完璧な女性に相手にされないって もう諦めきっているから レベルを落とした女を追い求めてるだけよ 手に入りそうな女だから そういうのしか目に入っていないんでしょ レベルの高い男たちが求めてる女性像ってのは違うのよ 」 (・・;)
I君 「でもさあ いくらレベルが高いっていっても そんな話し方やファッションだと大多数の男の人にはおもてにならないんじゃありませんか もっと痩せてさあ 女性らしく アイドルがよくやるように振舞って・・・」
サイコちゃん「 例えもてる為とは言え あんなわざとらしい話し方や ファッションはできん 私のプライドが許さんわ 」
I君「でも・・・Kちゃんが良い例でしょ あの子はすごくもてるじゃない 今だって旦那さまから大事にされて・・・」
Kちゃんという名詞を聞いた瞬間 サイコちゃんは烈火の如く火山の響きをたてだしました
「ファッションは男の為にやってるんじゃないの 自分の為にやってるのよ! 馬鹿男にはどうしてそれがわからないの! それに派手で太ってるって言うけど アフリカのある部族の中では そういうのが凄くもてるの ああいう所では太った女性の方が美人なのよ! 見る人が見ればもてるんだよ!」
I君は怖くなり それから 言うのを止めてしまったそうでした
私はその話を聞いて あるテレビ番組で「あんた地獄に落ちるわよ」のフレーズで有名な女性占い師さんが言った言葉を思い出しました お笑いタレントの司会の方 が「地獄に落ちるわよ 」先生に
先生は若い頃 さぞやもてたんでしょうねえ
と言った時 こうその先生が答えたのでした
「 私は綺麗過ぎて 周りの人が誰も近寄らなかったの 近寄りがたかったのね 」
サイコちゃんの言葉は 「地獄に落ちるわよ」先生のあの時の言葉にそっくりすぎで・・・・・・・
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ちなみに I君は後日サイコちゃんがデパートの下着売り場で 薔薇の刺繍が6個入ったスケスケのネグリジュを買っていたのを何気に見逃さなかったそうです
「ネグリジュはどう見ても男に見せる事を意識して買ってると思うんだけど・・・」
さらにI君はこう思ったとか
「サイコはいつも出かける時に服を一時間以上 特にイケメンが来そうなパーティーに行く時は二時間以上も念入りに拵えてる それがまた動きにくそうなごてごてした格好で ジャラジャラキラキラのアクセサリーを付けて 本当にどこかの部族のようなスタイルで 本当に 自分の為に着てるって言うなら 普通動きやすくて 着るのも楽な服装を着ないか? 完全に男に見せる為だよね 僕 サイコのような女たちの中に 妙な誤解が生まれてる気がするんだ 」 <(_ _)>