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BINOJURYOKU(美の呪力) A子ちゃん再び 

アインシュタイン


「創造的な女性は少ない 私は自分の娘を物理学を勉強しに行かせない 今の妻が科学を何も知らなくてよかった 最初の妻はそうではなかったから 」 



美の重力もいよいよ本当の大詰めに近づいてまいりました 残すところあと数回 程度 


<(_ _)ノシ



さて


私の親友に ある女の子がいます 名前をA子ちゃんと言います 



2007年の 縁ちゃんズストーリーで プチ出演した事がある女の子で 


皆さまのご記憶にも残ってらっしゃいますでしょうか? 



MAHAOの友達の中で 最もマイペースで 最も天真爛漫 


友達からはよく A子ちゃんは変わっている 頭の中には 


七色のお花畑が広がっていて そこを無数の色とりどりの蝶々がとび舞っているようだ 


とも称されており <(_ _)>


俗にいう 天然 と言う言葉がまったくぴったんこに当てはまる女の子でした


そんなA子ちゃんは 学生のころから  天才肌の男の人たちから物凄く追いかけ回され 求愛されていました


  A子ちゃんが 男性陣から追いかけられる様子を見て 周囲の女の子の一人はこう漏らしていました 


「A子は知性のかけらも何もないじゃない。 だから男たちにとって見下して付き合うのには 恰好の相手なんじゃないの? 」


また別の女の子はこう言っていました


「きっと男ってさあ 自分に自信がないから A子ちゃんみたいなちょっとお馬鹿な女の子を求めるんだよ  本当に知性がある男は 付き合う相手にも知性のある女を求めるものだよ 」と・・・・


果たしてそうなのだろうか 疑問がわいた私は A子ちゃんを追っかけている中でも最も頭がヨサゲな・・・ (・・;)?

IQ200近くを誇るB君と言う男の人に一体 A子ちゃんのどこが魅力的なのか  聞いてみました 


B君は普段からその態度も自信に充ち溢れて 正しいと感じた事にはどんな相手にも一歩も引かない 一本気な男の子です 


そんなB君との語らいを・・・<(_ _)>


B君「 知的な女性ってそんなに 知的と言われている男にもてるわけではないと思うよ  アインシュタインは 二番目の奥さんが 物理学の事を全然わからなくて それが新鮮で安心するようなことを言ってたけど 俺もその気持ち凄くよくわかるんだよ 」



そうなんですか(・・;)


「だからMAHAOちゃんが他の女の子たちから聞いた「 A子ちゃんみたいな馬鹿な女性がモテるのは 男たちが 自信がないからって 」言う意見は間違いだと思う


自信があって才覚の高い男ほど キャリアウーマンタイプより 天然っぽい女性の方が好きだからね 


頭の良い人間は 普段他の人が何を考えてるのか とか瞬時に浮かんでくるんだよ 


一つの事だけでなく並列的にいろいろな事が連環して ばーーーーっと頭に思い浮かんじゃうんだ


そうすると先の事を考えすぎて つい身動きが取れなくなるんだ 


そんな時にA子ちゃんのような 人目や人の考え とか一切 気にしないで 素直にぽんぽん行動して 天真爛漫に振る舞える人に出会えて 僕 感動したんだ 」


へーーーーφ(・・;) 


「 A子ちゃんのような 感性ってすごく感動に充ち溢れてるんだよね ああいう感性って いくら勉強したって 身に付かない


例えばね A子ちゃんが聞いたばかりの事を自慢げに喋って 知ったかぶりすんじゃない!

って他の女の子に責められた時に 


「知ったかトーク!だもん! \(^o^)/」って元気にハキハキ答えていたんだよね 


それが凄く鮮烈でさあ ズンと響いたんだ  」



φ((・・ )ふむふむ  


B君 「彼女ある日 私デザイナーになる!\(^o^)/ って思いつきで言った事があって  僕がそれなら 構図や描き方を習いに デザイン学校に行かなきゃねって相談に乗ったことがあるんだ 


そしたらA子ちゃんなんて答えたと思う? 」


φ(・・;))))) さっさあ なんでせう?


「学校行きたくなーい だって個性が殺されちゃうじゃない \(^o^)/~♪ だって洞窟の原始人の絵だって 絵を習って描いたわけじゃないよ  描きたくて描き始めたんだよ だったらデザインも描きたい物描けばよいだけだと思う 」

て言ったんだよ


僕はその発言に 目からうろこが落ちたんだ そんな発想する奴は僕の周囲に全然いなかった 


で後で美術史を調べてみたら 偉大な画家って 現実 絵を習わずに自己流で描いていた人が多かったんだよ


考えて行動する僕みたいなタイプの人間は つい先の事を読みすぎて 行動するのに慎重になっちゃうんだけど・・


だから行動する前に 先が読めた気になって 踏みとどまってしまう  


でも所詮頭が良いって言っても その中身は人が考えた事を丸暗記したのがほとんど


でもA子ちゃんを見てると その場の思いつきでぽんぽんぽんぽんと 突飛で独創的な行動をするじゃない 


でもその行動が かえって考えてやったことより実を結んじゃったりしてる 


例えばA子ちゃんは 


学校推薦である会社の就職試験を受けて不採用になったCさんと言う女性が 落ち込んでいた時こういう言葉をかけた事があるんだよ  


「 そんなに行きたいなら もう一回 同じ会社受けちゃえ\(^o^)/」

って


Cさんにそう声をかけたんだ 普通 僕らの感性では推薦で落ちるんだから  


普通に受けてもなおの事 無駄だって考えちゃうんだよ  でもCさんは A子ちゃんのやすらぎの言葉を聞いて 


もう一回 受けに行ったそしたら一回目と同じ面接官にたまたま出会って 


Cさんが2回も受けに来てくれる熱意を見込んで採用になったんだ


それって俺たちの考え様式では思いつかないんだよ 


でそれ見て感じたんだ 行動すると運がつきやすくなるんじゃって 運って行動力から始まるんじゃないかって・・・ 


A子ちゃんって馬鹿って周囲の人から言われてるし はっきり言ってレポートも全然できないし 

音楽聴くときだってヘッドフォンの差し込み口さえ全然わからない人だけど そういうA子ちゃんの行動って 凄く学ぶところが多くて 


そのうち本当は俺たちより全然頭が良いんじゃないかって 感じるようになってきてね 」


φ(・・)!


「知的な男が知的な女性を望むって言うのは幻想だと思う


行動様式が同じだし お互いに学ぶところがないじゃない  人は 異性に対して自分にないものを求める傾向があると思うから  


知的な人の褒め方 話し方は 常識的で ある面こちらも何を言うかは大体 予想がつく 


でも常識的な枠にとらわれてない人 世間的に馬鹿っぽいとされてる人は 自分に対して 


まったく認識してなかったところを発言してくれる 


それがまるで新たな自分を発見できた喜びを与えられてるんだ 」


(・・;)なるほどなるほど 


「人は 知性のある人ほど 別な知性を尊敬する事はできても それに対して性的に惹かれたりしない 


何故ならって? それは理性と本能は違うからだね  例え理性で尊敬できる相手であっても それが本能の求めるものとは限らない 本能の求めるものには勝てないんだよ 


女性だって 怪しそうな男と知りつつ 付き合ってしまうってことよくあるでしょ


決して自分を大事にしてくれるタイプでないのに 性格が良いわけではないのに 好みの男性だと ふらふらとついていってしまう女性もいるよね 理性は本能には逆らえないのさ 」


(・・;)はぁ 何人かそういう人知ってます・・・


「 実は僕はみんながワイワイしてるのを楽しめないんだよね コンパとかでなんだかみんなが楽しそうに飲んでるのを馬鹿みたいに見えちゃうことがあって 


でそういう醒めてる自分が悩みだったんだ  皆と一緒に楽しむ事ができなくて疎外感を感じていた


でもA子ちゃんにその悩みを打ち明けて 


「だったら楽しまなくていいじゃん \(^o^)/ 無理して楽しむことはないよ♪」って明るく言われて 


それで良いのかなっと思って そう思うようにしたら 急になんだか楽しくなってきたんだ 


だからA子ちゃんは僕の人生を変えてくれた人なんだ」


との事





さて


そんなB君に 後日MAHAOは A子ちゃんがもし女の子じゃなくて 男の子だったとしても

仲良くしたかったですか? と聞きました 

そうしたら・・・ 


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


恋愛と友達は違うものだから・・・・・・・・・・・ 」

との答えが返ってきました


さて

次回 <(_ _)>美の呪力 物語性を求める男たちに続く・・・

BINOJURYOKU(美の呪力) イマジネーションの勝利

「 B君の言うように 理性よりも本能の方が強いのかもしれない 


僕の考えでは 男が女性を求める本能の中には 色気を求るという事より


か弱くて頼りなさげだけど愛くるしい女性を守りたいと言う 本能の方が優先されると思う 


男の思考からいえば 恋愛には 性欲よりも 物語性が優先されるから  


第一色気なんて 三カ月しか魅力が続かないじゃないか 」


そう語っていたのは 親戚が田舎で画廊を営んでいて 美術史にもとっても造詣が深い Kさんでした  


<(_ _)> 


「普遍的に語り継がれているお伽語は お城に囚われの身になったり 


魔女の呪いをかけられて病に伏してしまったり  そういう不遇な状況下に置かれた可憐な御姫様を救い出すお話が多い


そこに出てくる女性は 現代女性のように 強いタイプではなく 誰かの助けを待っている 


勇者や王子が彼女を助けるために 悪役と闘って救い 結ばれる  こういう物語が何百年以上の月日を経た 今日も 語り継がれてきている 


男性には そもそも視覚的に弱々しいものを助け 守りたいというヒーロー願望がある   



だからこういうお伽話がいつまでも愛され続けるのは 


男が恋愛に こうした物語性を知らず知らずのうちに求めているからだと思うんだ 」


( ..)φそうなんですか 物語性? ん?誰かが昔 似たようなことを言ってたような気が・・・


「お姫様は 皆一様に 淡いパステルカラーの服を着ている 派手な服はしてない 


パステルカラーはイメージとして 強さを意味しない  はかなげさを弱さのイメージをかもしだしている    


今女性に人気の 原色系や模様の派手な服は 強いイメージを醸し出すものが多い 


でもそういったものを着た女性は 昔話において  意地悪なお姉さんとして描かれていたり 


もしくは恐ろしい魔女として 描かれている  男性にとって 畏怖の象徴ともいえる 


基本的に 男は強いイメージの女性を求めない 芯の強さはあったとしても 


外見的には可憐で弱々しい女性を古来から好んでいた 


何故ならそういう物語に 強い女性がでてきては 主人公は自分の居場所が無くなるんだよ



だって助ける必要性を感じないからね 


僕の人生経験でも 強い女性を求める男性って あまり見掛けなかったと思う 」


φ(・・;) 


「昔のアイドル番組を見てても スーパーアイドルと呼ばれたアイドルは 


ダンスがうまい子でも 容姿が凄く整った子でもない どちらかというと 垢ぬけてない 素朴な田舎娘が多い 


でも最初から完成された女性より 垢ぬけてない子が どんどんファンたちの歓声に囲まれながら 


綺麗になり 舞台に立ち 人気スターとなって輝いていく 


これはファンたちにとってのファンタジーストーリーであり イマジネーションをかき立たせる要因をそこに見出すんだ


最初から バッチりコーディネートされた姿でコテコテメイクのアイドルを見たら 男たちはどう思うだろうか?

引くでしょう 

だってその上に自分がどう手を加えていのか まったく想像力が働かないじゃないか 」


でも男性ってまったく強い女性を求めないんですか? それに今の映画のヒロインって強い女性が流行してますよ (・・;)?


「 あれは作られた流行だと思うよ 恣意的な何かを感じるけど 


強い女性ヒロインに 男のファンが居るって話はあまり聞いたことがない 


流行を追い求めている女性に受け入れられるかもしれないけど    


男性の本能として強い女性に惹かれるなんてことは あまりあり得ない カマキリじゃないんだから 」


そっそうなんですかぁ?(・・;)


「無論強い女性たちに養ってもらいたい願望の男性だって 現代には存在する 


でもそのようなヒモタイプの男性も 生活の糧に 強い女性を利用してるだけで 


本当にそういう女性が好きかって言うと疑問だね   例えば生活力のある女性が 生活力のない男性を 養っていても 男性は逆に貢いでもらったお金で 


弱々しい何もできなそうな女性を援助していたなんていう話も結構聞く 」



(・・;)・・・・・・・・・・・・・・・・



「男がどういう女性にロマンスを感じてるかは MAHAOちゃんの好きなアニメなんかを見てるとわかると思う  


例えばエヴァンゲリオンの 人気キャラクターの綾波レイは最初 主人公と対面した時に 痛々しそうな包帯を巻いて担架に乗せられて現れた 


男達の自分よりか弱い女性を守ってあげたいという本能を刺激したんじゃないかと思う 


でもね別に本当に心や意志が弱くなくても良いんだ 却って心や意志は芯が強い方が良い 


綾波レイちゃんは病弱そうな外見でいながら 芯は強かった でも視覚的なイメージには弱弱しさ はかなさ 切なさを感じれた そこが重要なんだ 


視覚的に弱くはかなさを感じさせる事が 男のロマンスストーリーには欠かせないんだよ 


例えば 女友達といつもつるんでゲハゲハ笑ってる女性より ひとりでぽつんと読書をしてたり 


仲間外れにされてベンチでひとり佇んでる 女の子って  可憐で素朴な外見があるならば 男の目からとれば その設定があるだけで 燃え上がる要素があるんだ  


だからイメージ的に完璧な強い女性なんて何の魅力もない 何の意味もなさない 逆に愛さえ失うこともあるんだ」


そっそうなんですか・・・・(・・;)


「昔から愛されているヒーロー物語は 勇者が城に囚われの身になっている可憐な姫を助ける物語だ


男が強い女性を追いかける物語が いったいどこの昔話にある? 


男性は視覚的なイメージとして可憐で守りたい女性を 自分の物語の中の美の象徴として 認識するんだ  



ところで 話は変わるけど  絵画や彫刻の中で 歴史で最も 人々から愛されてる モナリザ ミロのビーナス レンブラントの夜警などの作品がある


人類史上最も偉大なこの作品の履歴を調べてみると 実はあの作品は画家や作者が作られた当時の完成していた形を存していない


モナリザはナポレオンが寝室に飾る時に 脇に書かれていたとされる柱の部分を切り落としてしまった 


レンブラントの夜警も建物から運び出すときに そのままの形では運び出せず 絵の一部分を切り落としてしまった


ミロのビーナスも言わずもがなだ  実はあれらの作品は完成形ではない 


完成形から一部や腕を削ぎ落とされている だからこそあれだけ愛されんだと僕は考えるんだ  


不完全なところが 実は美しかったんだと  ミロのビーナスを見ると 


ビーナスの失った手がどんな形だったんだろうと イマジネーションがどんどんと膨らんでいくじゃないか 


モナリザだって 画面の端が削り落とされてしまった事により 微妙な不安定感が生まれ その結果視線の意味するところが曖昧となってしまった 


でもそれが見る者の想像をより掻き毟ったんだと思う  


特に男は可能性や想像イマジネーションに惹かれる生き物だからね 


よく女性は誤解するけど 造形的な美を男たちは求めているわけではない 


自分が助けてあげられる 自分が関わることで ひとつの物語を作れる  恋愛にそんな物語性を見出して そこに惹かれて男は女を追い求めるんだ 


決してそれは現実の女性像ではないかもしれないが 


男は現実の女性よりも イメージの女性像の方が好きなんだ  マイフェアレディもそんな話じゃないですか 下町の花売り娘を自分好みの女性につくりかえていく 


ああいうのが男のロマンなんだ 


ギリシャ神話の ピグマリオンの話を知っているだろうか? 


ピグマリオンは 周囲の女に失望し 自分の心の理想の女性 ガラテアの彫刻を彫った ピグマリオンはその像に服がないことを恥ずかしく思い 服も彫った 


そのうちその石像に段々恋をして 彼女が本当に生きていてくれたらと神に祈るようになった 


アフロディーテはその願いを汲み取り 像に命を吹き込み ピグマリオンは彼女と結婚した 


この話が現わしてることは何だろうか?  男が自分のイメージの彼女を石に投影して 


現実の女性よりも彼女の方を好きになってしまったという事実だ 


男は現実など見たくない 女性にそれを意識したくない 美しいイメージを常に見出していたいのだ 」


(・・;)イメージ…


「現代で アニメや漫画の女性ヒロイン フィギュアの女性像に恋をする男達も この寓話に通じていると思う 


現代の女性が 魅力的でなくなったから 彼らは二次元世界や フィギュアに走るようになったんだよ 


最近 日本のアニメが欧米でもてはやされているというけど それも同じ理由だと思う


欧米の女性たちが強くなりすぎて 某映画のようにケバケバシクなりすぎたから 


彼らはアニメの中の女性に 自分の理想の女性像を見出すようになったんだ 」


<(_ _)> 以上 男性は現実の女性ではなく 自分の中のイメージを好きになるというお話でした


これは一部の女性にも当てはまるような気がシマシュガ


思い出してみると Kさんの話は 美の重力の最初の方に出てきた映画マニアのI君の話と共通するところがありました 


男性は人生を映画や物語のように見ていて そこに相応しいヒロインを求めているという事 


Kさんはよりつっこんで そこに可憐で助けてあげれる要素があるほど 男のヒーロー願望を満足させると結論付けていました


男性は誰でも 心のどこかで ヒーローになりたい願望を秘めているとか  だから 男性から好かれたい場合 まず自分のイメージをどういう風にみせるかが大事との事でした


イメージによって全然優しくないのに 男たちのこの女性を支えたいという気持ちを喚起して 愛を得ることもあるし 


逆に本当は優しいのに イメージによって意地悪そうに見えて 愛を失う作用があると 


<(_ _)> 


まあ 異論反論オブジェクション 多々ありましょうが 


後日 Kさんの主張を裏付けるような事を発見しました 



あるテレビ番組に出演していた登校拒否の14歳の女の子 化粧気がなく 服もシンプルで 背も小柄で 可憐な雰囲気を漂わせていました  一体彼女は何で 登校拒否になったのだろうと? 


ネットの掲示板に彼女のスレッドが立てられ  いじめられたのだろうか? 


彼女はどこに住んでいるんだろうか? 名前はなんなんだろう?


とスレッドの住民たちは  彼女に対して様々なイマジネーションを張り巡らしていたのです・・・・・






次回 は ある年の差カップルについて・・・ MAHAO 

BINOJURYOKU(美の呪力) 魔性の女編



「 なんでキャバクラに勤めてる女性って ああいうメイクやファッションをするのでしょうか? 」


先日 PUKUさまという 友達と会った時の事です 


PUKUさまのお友達には キャバクラ嬢さんがいるというので MAHAOはちょいと尋ねてみました 


(・・;) 


そうしたらこういう回答が返ってきました 


「投資のつもりでやってるんじゃないでしょうかね?」


投資?(・・;)???sxz???


「自分磨きの一環みたいな感じ・・・ そういうファッションをすれば より条件の良い男性が見つかるからって 


元が回収できれば良いからみたいな事を言ってました 兵隊が武器を持つような感覚じゃないかと・・・ 」


(・・;)そうですかぁ・・・


「キャバクラ嬢さんだけでなく 普通の女の子も 投資のつもりでお洒落してるんじゃないでしょうか?


 彼女らはそのようなファッションをしていれば そこにお金をかければ 自分好みの良い男が つかめると思っている。 


効果があるのかどうかはわからないけど  ・・・・」


(・・;) 投資かぁ その視点が考えた事がなかったわ 


確かに 雑誌でモテメイクとか モテファッションとかいうキャッチコピーが付いてたしやっぱり男性の心を掴む為にやってるんだろうなあ 


「彼女たちって すごい額のお金をファッションにつぎ込むじゃない


それが習慣になって 年をとってからもやめられないんじゃないかなぁ? 」


そうですかぁ(・・;) でも男の人って 真実のところは 清楚で可憐で 登校拒否っぽい女の子とか 病弱っぽい弱々しい外見の女の子 好きですよね?



「それはね 確かに好きです! でも今の世の中 なかなかそういう女性見あたらないですよね…


本当は化粧とかしない方が 全然好きなんですけどね 

例えば キャバクラでも地味な子とか 居た方が良いと思うんですよねー 


すっぴんの子とか  ビジネスとして考えてみると そのポジションが好きな男の人いるわけじゃないですか 


でも居るのは厚いメイクの方や巻き髪の女性ばかりで ニーズに合う女の人ってほとんど居ないですよね


その中に ひとり地味な女性がいたら それだけでも目立つと思うんです


それってマーケティングにも かなうと思うんですよ もしそういう女の子がひとりでぽつんとキャバクラの中で寂しそうにしていたら  


キャラがかぶる女性がいないのだから  清楚なタイプが好きな男性を独占できると思うんですよねー 」


<(_ _)>


PUKUさまのお話を伺ってから


そういえば・・・水商売の世界と言えば・・・(・・;) 夜の世界の事情通だったマスターが最強にお詳しいかもしれない・・・と思い


私は時折ブログで協力していただいている元バーをしていたマスターの話が聴きたくなりました 


マスターは幻の桜名前の由来や バブル時代のバー等で度々このブログでも出演していただいております特別出演者の方です  


<(_ _)> 


マスターと魔性の女 


「 MAHAOさんが言ってたような 清楚なホステスさんって夜の銀座の世界には時折いましたよ 


特に有名な方では 魔性の女と呼ばれて畏怖されていた伝説的なママさんがいましたね ・・・ 」


魔性の女!(・・;)


「 クラブ通のお客さまたちの間で有名になっていたんですよ 凄くお金を貢がせるのがうまく 


お客さんの会社を三社くらい倒産させたっていう逸話の持ち主だとか


今はヨーロッパの古城に住んでるらしいですけど 」


三社倒産!!・・・・・ ヨーロッパの古城!!!・・・・・・・(・・;)))))))))))




「お客様に谷さんという高級クラブに通うのが大変お好きな方が居ましてね 


でっどこからかそのママさんの噂を聞いて  どれほどのものかと思い 一度見てみたいと思って


お店に行ってみたんですって 


でも件のママさんを見てみると それが全然美人でも 派手でもなく どちらかというと容姿的にはそこら辺を歩いている女性と変わらない 


夜の世界に似つかわしくない 素朴な容姿の持ち主だったんですって 


谷さんは「えっ こんな女性が・・・?」って驚きを感じたんですよ 」


φ(・・;)・・・・・・・・・・


「でママさんとカウンターに一緒に座っていて 飲んでいた時の事です  


ママさんが ふとカウンターにできていた割れ目を 指でそっとなぞりながら 


「 ここの所 傷できちゃったの・・・・・・・・」って哀しそうにポツリと・・・呟いたんですって


その瞬間 谷さんは 背中がゾッとして 急に危機感のようなものを感じたんですって 



ヤバい! 

この女はヤバすぎる! 


この店に通い続けたら 俺はこの女にとり殺されてしまうかもしれない!



何気ない一言に 身震いするほどの戦慄を覚えたそうです・・・


谷さんに聞いてみると そのママさんの 話し方や仕草のひとつひとつが 


こんな可哀そうな女性をほっておけないという思い レスキューシンドロームを引き起こさせるらしいんですよ 


挙動や言葉のひとつひとつがもの悲しさや 憂いを秘めていて 


こんな女性をほうれる自分が まるで人非人のようになった気に 陥らせるらしいんですよね  


動物的な嗅覚で それに気がついた 谷さんは 自分も彼女にとりこまれそうな恐怖を感じたんですって


冷静に考えると そんなに不遇な境地ではないわけですけど 


心理的なレスキューシンドロームを巧妙に利用しているって言っていました 」


ちなみにレスキューシンドロームと言うのは・・・ ご存じない方の為に 補足説明しますと

<(_ _)>


所謂 小さな子どもとかが 目の前で溺れそうになってる時とか 


弱い愛くるしい小動物が 助けを求めている時 助けてあげないといけない という衝動に駆られる事です


可哀そうで不憫なものを守ったり助ける私という存在を作りたいという衝動 


これがレスキューシンドロームです   


後日 そのママさんのカウンターの割れ目は別なお客様が カウンターの木ごと一枚板にして1千万円以上かけて直したそうです・・・・・・ 


まさに魔性の術と言うべきでしょうか <(_ _)> マスターの話はまだまだ続きます 


「 いろんな高級クラブに通って 何人ものホステスさんと付き合っていた実業家のお客様が居ました 


その方がある日 あるホステスさんを うちのお店に連れてきたことがあったんです


その女性が今まで連れてきたホステスさんと違って 真面目そうで 田舎から出てきたような純朴な女子学生という雰囲気を漂わせていたんです


お客さんは この子の事がとても心配で心配で 凄く助けてあげたいんだって話していました 


他の派手なホステスさんは 気軽に浮気相手にしてきたそのお客さまは その女の子の事を目の前にすると とても気安く手をつけることができなかったみたいですよ 」


(・・;) 男の人って 本当に好みの女性を目にすると 逆に何もできなくなってしまうのかなーっ?


実は以前 蛇足の章に出演したT君が 蛇足の章では書かなかったのですが 


同じような発言をしていたのです 


T君曰く

「 男は 本当に好きな女には気安く声をかけられない あがってしまって何を話してよいのかわからなくなるんだ 


よく女性本の中には 男から盛んに 声をかけられる女がモテル女なんて書いてあるけど


本当に魅力的な女にはそう声なんかかけれないって


声をかけられるってことは気安く見られてる事を表しているんだよ 

ある面その女性に対する責任感の無さの現れだ 


本当に好きな相手には 男はそうやすやすとした軽口では口説けない 熱意で口説いてくる場合はあるだろうけど

気の利いたトークとかは相手に対する責任の必要性を感じないならすぐ思いつく 


ナンパとかだってできる 街中でも気安く口説けるんだ  


女性だって 本当に好みの男の前ではどう振舞って良いかわからなくなるだろ


それと同じことだよ 恥じらったり 前に出ることすらためらうだろ 」


(・・;)・・・・・・・・・・・


ところでマスターの話はまだまだ続きます 


マスター


「水商売の世界で 地味な格好をしてる女性って 普通の派手なホステスさんよりも危険な香りを漂わせる女性である場合が多いんですよ 


彼女らって おそらく男の好みを知りつくしていて あえてその恰好をするわけじゃないですか 


周囲のホステスさん達とまったく逆の行動をしてるわけじゃないですか 


それでその世界にいるわけだから・・・・ 


だからそのお客様にも後で お気をつけになった方が・・・・・という意味のような事を囁いたんですけど・・・・・」


そうなんですかぁ(・・;)


「かくいう僕も 10年以上前にそういう女性にひっかかった事があったんですよ


その女性もそういう仕事をしながらも 誰が見ても真面目そうな感じの女性で 


お母さんが病気で死んでしまうかもしれない と告白されて 


数百万円治療費他で払ったんです


結婚するまでHとかそういうのもしない約束で 彼女を守り続ける気持ちで援助していたんです   


結局 後で全部嘘だという事がわかったんですけどね・・・・・・


イヤー なかなか手厳しい経験でしたーーーー・・・」



φ(T_T)。))))))))))))))))))))) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





さて話は変わりまして キャバクラ好きと言えばこういう男性もいました  <(_ _)> 


BINOJURYOKUの一番最初の章で書いた 


ネイルが汚らしいと言っていた男性がいました 


彼もキャバクラが好きだったのですが そこで勤めてる女性たちのファッションには馴染めなかったようです


  「 凄く長くしている爪の女性がいますよね 


そういう女性の手を見るとばい菌がつまってるような気になるんです


あとネイルの上に色々コテコテつけてたり 絵を描いたりしてますよね 


あれなんかもごみがくっついてるみたい お洒落と言うより 生理的に嫌悪感が湧く 


特に赤いネイルをつけて 髪の毛をくるくるしてる女性は 魔女みたいに見える


昔から 魔女ってそういう外見してるよね?」


(・・;)そっそういえばぁ・・・ 


「本人たちの目の前では言わないけど 一時期 流行っていた 厚底ブーツも嫌いだったんだ 


まるで花魁みたいだった でもああいうのって凄くお金がかかってるんだろ… 


あとそれから巻いた上にアップしてる髪型が凄く嫌だ まるで妖怪の角みたいで怖いウエーブをかけた髪型だって 暑苦しい寝癖のように見える  あれならしない方が良い」


その方は ある新興企業を経営していました 自分を褒めてもらえる心地よさ故か 虚栄心を満たしたいためか


  決して好みの外見の女性が多かったわけではないのに キャバクラには 良く通っていました 


「 よくホステスはさせないでお金を引っ張るのが 一流っていうけど 


やらせないだけでは一流のホステスではない


やらずぼったくりっていうんだよ


本当の一流のホステスは SEXでなく 他の魅力で金を引っ張るんだ 


SEXなんて 何回かやればすぐ飽きる 


でも魅惑的な物語を秘める女には 男は半永久的にロマンを掻き立てられる


その物語が色褪せさえしなければ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」 



<(_ _)ノシ 数々のお話を伺った 

MAHAOは 特にPUKUさんの投資と言う言葉が 印象的に残りました 


女性は 多額の金をかけて メイクをしたりブランドファッションを着るのは 自分の好みの男性をつかむ為の投資だと思っている 


(・・;)そういえばMAHAOの知り合いでも エステに行くのは自分への投資って言っていた女性がいました 


通常 投資という言葉の裏には リターンを考えるものです  


MAHAOはその時は お肌がきれいになる為の投資かなっと思っていたのですが 


実は魅力的な男性を掴む為にやってたという事にPUKU様の話で気がつかされました 


でも美の重力で 多くの男性の方にお話を伺うと 



男性はそうしたファッションやエステ三昧にあけくれる女性を余り好きではない 


物語性というものに 惹かれると言う事に気がつきました   



最近 映画セックス&シティのDVDが出ていて 改めて見返してみると  


映画に出てくる女性たちは数多くのブランドや美容サロンに行き 美しく磨かれ(彼女なりの価値観で) 各々が理想的と思う男性たちと恋におち ゴールインすると 


見返せば見返すほど 彼女らのファッションライフスタイルが

男性諸氏の嗜好からかけ離れているのが実感できて


あの映画を真似て  頑張れば頑張るほど 逆に男の人からモテなくなるのではないかと・・・



(・・;)


やはりこれは映画自体が 映画オタ友達が言っていたように物凄い宣伝だったかもしれない・・・


そう感じるようになりました(詳しくは去年9月に書いた二本の映画&セックス&ザ・シティの章をご覧ください)

<(_ _)>


まるでかつて調べたリートや金融商品の話を彷彿とさせます・・・・ 


リート(不動産信託)を買えば 安心する リートは資産投資に最適だと 大小様々なメディアが喧伝していました 

実は私もそうしたリートを紹介する仕事を依頼されたりしました



でも調べてみれば見るほど

そうしたリートのほとんどが実質は銀行や大手不動産会社の不良債権を押し付ける為に設立されており 


リートが創設されたときから 行く末は破たんし その価値は二束三文になる事にわかりました


メディア 金融界ひっくるみで消費者を騙していた構造です  


モテメイクやモテファッションを進めるメディアの構造も こうしたリートを進めた金融業界の構図と さほど大差がないような気がしてきました 


様々な業界がメディアという機関を使い 騙し続ける


ひょっとすると今のメディア社会って 私たちが普段感じてる以上に 



詐欺と搾取の上により成り立っているのではないかと感じましたぞ・・・ (・・;) 




 誰かを騙したものは さらにより大きな何かに騙されていく 



次回こそ 美の重力 年の差カップル編に うつります <(_ _)>


MAHAO

ポエマーコハルの猫ポエム・・・

昨日 三鷹にある太宰治のお墓にコハルちゃんとお出かけしたとき  こういうお話をしてくれました 


\(^o^)/




「コハル 生まれる前 天使さんのお手伝いをしてた



自殺した魂は 暗い所でさ迷ってたり 怯えたりしていて


そういう魂に こっちこっち~ 怖くないんだよって 天国の世界にお導きしていたの 



宗教では自殺すると 地獄に落ちちゃうって教えられて 怖がる人もいた


でもそんな事無いんだよ



宇宙はどんな存在も許してくれてるから 


あなたは存在しているの



だからだから大丈夫




あなたの存在は必要で  


周りを成長させる為に 役にたった


私もおかげで成長できた 



そしてあなたも・・・・・・・ 



だから後悔しないでって  」



(ToT)。 




コハルちゃん御近影 




タイトル未設定

BINOJURYOKU(美の呪力)  自然と調和

「確かに 本能には逆らえない



男は 愛や恋よりも SEXよりも


優越感を強く求める本能があるから 


だから尽くしすぎる女は駄目なの 尽くしすぎると男の人の優越感を崩してしまうから 



男には支えてもらうよりも 自分が支えたい願望があるの


イメージとしてはかなげな女性を好む傾向があるのはその為


彼女らは外見的に見ても 支え甲斐がありそうじゃない 


仮にイメージの上だけだとしても 自分が支えないと生き残れない存在を 


助ける事ができた時 男は 性欲以上の この上ない悦びを感じるの


自分の存在価値を確認できるというね 」

(美少女参謀Yちゃんのお言葉) <(_ _)>



さて 野菊ちゃんと言う女の子が居ます 容姿は伊藤美咲に似ていて とても痩せ気味でした 


でも彼女は並々ならぬ野心を抱いていました


銀座のホステスになって 金持ちに貢がせてやるという夢です


普段から 周囲のいろいろな男の人や家族に貢がせて 


お金を巻き上げていました お金が入るとホストクラブで豪遊したりしてパーーーーっと使っていました 


でも深酒をしたり夜遊びしたり 不摂生がたたったせいでしょうか  


治らないような大病を患ってしまい 他にも色々な病気を併発するようになりました 


夜遊びどころか 仕事すらドクターストップがかかりできなくなったのです 


病気になり ろくに表も歩けず 


より色白になった野菊ちゃんは  ものすごく弱々しい外見になり 


前にも増して男の人たちが庇うようになりました  


それと野菊ちゃんの家は母子家庭でした


母子家庭の若い女の子が 


病気で働けず 経済的に苦しんでいる そのイメージに心を燃やしていったのです 




そんな野菊ちゃんは 銀座のホステスの道を諦め  お金持ちと結婚することを 望みました 


そこに飛んで火に入る夏の虫が如く現れたのが 大地主の御子息であるヤマ君でした(仮名)

<(_ _)>



ヤマ君には 大学時代からずっと付き合っていたキャリアウーマンの彼女が居ましたヤマ君と相性が合い 


気立ても性格も良い子でした  でも友人に野菊ちゃんを紹介され 


「 あたし病気だから 働けないんです・・・・ 母子家庭だし・・・ 」

という言葉を聞いたとき 


その衝撃は 一瞬にしておぼっちゃま育ちの彼の心を刺し貫きました  


細面で色白 痩せぎすで病弱な野菊ちゃん 

片やキャリアウーマンで仕事をバリバリしている彼女 


ヤマ君は 可哀そうな野菊ちゃんを支えることに 自分の存在意義を感じはじめました


そうして長年付き合ってきた彼女との関係に終止符を打ち 野菊ちゃんと結婚したのです 


「前の彼女の事はすごく好きだった 野菊ちゃんよりも話が合うし 一緒に居て楽しかった 


でも彼女は僕がいなくても生きていける 自分が居る必要性を感じない 

でも野菊ちゃんは 僕が居ないと生きていけないんだ! 」


こうしてヤマ君と結ばれた野菊ちゃんは 豪奢な生活を楽しみ 好きな物を何でも買いまくりました 

(・・;)


そして病気を理由にヤマ君とのHも断りました 

でもそんな野菊ちゃんを見守り続ける事がヤマ君にとって 自分の存在意義を感じる瞬間でもありました


「野菊ちゃんは 病気だからいつまで生きられるかもわからない

だから生きている間だけでも 彼女の我儘を叶えてあげたいんだ 」


そう言い 彼女がハンサムな男の人と出会う為に 合コンに行くことすらも許しはじめたのです 

<(_ _)>


男の人たちは 野菊ちゃんが病気になった理由を特に気にとめませんでした 

ただ彼女の外見と病気であるというイメージから 守りたいと言う本能を擽られたのです 


野菊ちゃん程 極端ではないのですが こういう事例もありました 




ある経営者S氏の話 


S氏はある新興企業の社長さんです  仕事には冷徹な経営者で 

ものすごく安い給料で社員さんを酷使して 残業代も法律の抜け道を探してきて一切支払わず 


社員さんが病気で休むことも許しませんでした  従業員さんの必要経費はホチキスやOA用紙 インク代に到るまで請求し給与から差し引いていました  


S氏はそうして浮かせたお金で 色んな高級クラブに通い お金にものを言わせて  数多くの美人ホステス嬢さんを 自分の物にしました 


まさに非情の経営者だったのです 


そんな彼がある日 ひとりの可愛い でも質素な格好のホステスであるHさんと出会いました 


名刺をもらった彼は 

ある日Hさんに電話し 食事に誘おうと思ったのですが 幾ら携帯を鳴らしても 繋がりません


お店に行った時 彼は電話がつながらなかった理由をHさんに尋ねてみました 


「 今 電話止められちゃってるの・・・・・ 電話代が支払えなくて・・・・・」

彼女の口ぶりからは もの悲しい雰囲気が漂ってきます 


可哀そうに思ったS氏は その場でいくら滞納してるかを聞き お金を払ってあげました 


「 今度 同伴でもしよう 」


周囲のキャバ嬢さんに比べて すごく質素な服装をしていた彼女に 高い服を買ってあげようと思ったのです


S氏は いつもキャバ嬢さんの望みで ブランド服やブランドバッグをプレゼントしていました 


のでHさんにそういう高級ブランドショップに 連れていかれるのかなと思いきや 


Hさんは

「 私 そういう服似合わないから 」と言って 安い洋服屋さんに行きました 


そして色々悩んだあげく 服を三着買ってもらいました 


S氏は 一瞬ぽかーんとしたのですが 時間が経つにつれて 


より彼女の素朴さと健気さに 憐憫の情が増してきたそうです 


そして食事をして さあこれから店に行こうと思っていた矢先 Hさんはこう言ったのです


「 服も買ってもらったし これ以上お金を使わせると申し訳ないので 


今日はお店に来ないで良いです 本当にありがとうございました 」

Hさんはこうお礼をすると ひとりトボトボとお店に向かいました 


普段は非情な経営者S氏も


「この子はなんて世間知らずなんだ! こんな子が水商売をしてるなんて 俺だから良かったものの 他の男だったらなんて危ないことか この子を助けてあげないと 」


そういう思いを抱きました 


その後 S氏はその店に通いつめるうちに Hさんをストーカーしているという男の客の話を聞きました


「大丈夫なの? 」そうS氏が聞くと


Hさんは

「もうちょっとしたら 引っ越すので大丈夫です  でも今のアパートは木造で洗い場も共同なので 

もうちょっとお金をためたら 安全な所に 引っ越そうとおもってるんです・・・ 」

と・・・



「実はそのストーカーしてる人は 凄く親切にしてくれていたんですけど  

生活が苦しくて お金を借りたら 体の関係を要求されて・・・


お金は少しづつ返していくつもりだったし・・・ 



そういう関係になるのが嫌だったの・・・」



S氏はその話を聞き 次の日に借金の額を振り込み 


さらに引っ越し代として数百万円を用立てました 


さらに彼女の新しいマンションの保証人にまでなったそうです


そして彼女には 他のホステスさんのように肉体関係は一切迫りませんでした  


「だって俺までそんな事したら可哀そうだろ 世の中にはそんな事をしない男がいるって 知って欲しかったんだ 」


そう酒宴の席になると社員さん達の前で ひとり満足気な笑みを浮かべ そう漏らしていました 


社員さんの一人が 好きだったんですか? と聞くと


「そんなもんじゃねえよ  彼女にはただ幸せになってもらいたいんだよ 」


しみじみと美しい思い出を語るかのように 目を遠くに向け

地平線の彼方の青白き山脈を見るかの如く潤ませました  


でも後で S氏の取巻きの人から聞いた話では 


Hさんってその店のナンバースリーだったとの事


高級クラブのナンバースリー???

と言えば (・・;) かなり収入が多くあるはずでは?



そう思ったのですが 


それでもS氏は 「いや彼女は 可哀そうだったんだよ 」 と言います  


まさに百戦錬磨・・・・・・  (φ(-_-;)




でも彼女らに共通していたのは 



男性の方から自発的に

やってあげたい 助けたいと 思わせる雰囲気(イメージ)でした


(φ(・・;)



では締めに天才参謀総長Mちゃん(このブログではXちゃんとも呼んでます)のお言葉を <(_ _)>


「男にとっては 具体的な事実よりも イメージの方が 大事 


本当はやさしくなくても したたかな存在であっても 


か弱く はかなげなイメージをそこに見いだせればよい


冷酷なまでに支配欲のある者ほど より強い優越感を求めるから


優越感を満たしてくれる 


彼女らのような存在には 頼まれなくても 男は盲目で奉仕する 


男は 本来 尽くしたい動物  尽くされ続けると本能が削がれ どんどん駄目になっていく


尽くしすぎる事を怖がったりする男さえいる 


毎日 ぎゅうぎゅうの満員電車に揺られ 意地悪な上司に怒鳴られて 顧客に頭を下げて 飲みたくない酒に付合い  それでもまた朝起きて仕事に出かけるのは か弱い家族を守るという使命本能からきている


やってもらうからには 男の優越感を満足させるようにしなければ駄目 


家で邪魔者扱いにして 給料が安いと文句をごねてたら お父さんはやる気を削がれていく 


自己主張ばかりして 派手な衣服に身を包んで威圧感を与えるような女性に 何かをしてあげようなんて気を 感じるはずないじゃない  


特に最近の一部女性のように強くまくし立てて やってもらって当然みたいな態度をするのは断固厳禁 


あんな態度すれば 男の人は現実から遠ざかり 空想の世界に浸っていくのもよくわかる


自然はうまくできている 




男は自分に劣るものを追いかけたく 




女は自分に勝るものを追いかけたい




そして男はやってあげたことに優越感を感じるようにできていて


女はやってもらったことに優越感を感じるようにできている



長年の進化の過程で 両者の心理的な役割分担がなされた  


お互いがお互いを支えあうように共生していたの



古の物語を読んでみるとわかる


王子様が魔物と戦い お姫様が助けだされるストーリー 


これは古くからの両者の本能の嗜好に合ってたの 


だからこの物語は続いてきたし これからも続く 」



(・・;)なるほど そういう事か・・・  とちょっと納得した処で 


次回へ 年の差カップル篇に今度こそ続きます・・・・・・・   <(_ _)> 



「人類の進化に適したから 今の形態ができあがった 


それに辿りつくまでには 数万年以上の月日がかかったのかもしれない 


恣意的なプロパガンダで流行を作ろうとも 


その大きな潮流には逆らえない


今の状況が自然に逆らうものなら 必ずひづみは来る 


自然を敵に回したときに滅びはじめるの 」(美少女Mちゃんの発言)  






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